「女はずるい」夫の話にモヤモヤ｜ママはパパがこわいの？　夫の扶養からぬけだしたい～ゆうかの場合～

夫の優しくて頼もしいところに惹かれ結婚したゆうか。しかし、次第に夫の優しさに傷つくことが増えました。「俺がいないと何もできない」と言われ、夫の顔色を伺い、感謝や謝罪をする日々はつらいものでした。ある日の外出をきっかけに、ゆうかの夫へのモヤモヤは止まらなくなります。この記事では、著者：ゆむいさんによる漫画作品『ママはパパがこわいの？ 夫の扶養からぬけだしたい～ゆうかの場合～』をご紹介する、試し読み企画をお送りします。※本記事は『ママはパパがこわいの？ 夫の扶養からぬけだしたい～ゆうかの場合～』から一部抜粋・編集しました。

夫の提案で夫がいきつけだという焼き鳥屋へ行くことになった3人。夫はゆうかが食べたいものを聞くでもなくさっさと注文し会計をゆうかに丸投げします。さらに、お店の人が偶然にもゆうかが食べたいものをおまけで入れてくれたことに対し「女はずるい」と言い出します。

「女はずるい」と言う夫。ゆうかはその言葉にモヤモヤ。さらには美容師時代の美意識が高かった時と今を比べて「今のゆうかみたいなのでも女扱いしてもらえるんだね」と発言。ゆうかを傷つけているという自覚がまるでない様子の夫。一方、ゆうかは夫の言動がモラハラだとはまだ気付いていない様子です。夫婦関係として健全なのか…心配になるエピソードです。

自分の価値観の押しつけは「モラハラ」

ゆうかの夫は「女は得だ。ずるい」と言っていましたが、本当にそうなのでしょうか。男性には男性なりの悩みがあるように、女性には女性だからこその悩みがありますよね。結婚や妊娠をへて、ゆうかのさまざまな変化もそばで見てきたはずの夫は、何も気づかぬままここまできたのかもしれません。

夫のように、ゆうかの気持ちを無視して自分の価値観を押し付け、同意を強いるような行動はモラハラです。ゆうかは気づいていないのかもしれませんが、モラハラは相手の心を傷つけ、自尊心を奪っていきます。早くゆうかが気づくと良いのですが、そのためには夫婦を客観的に見てくれる誰かの声が必要でしょう。

夫婦だからといって何もかも気が合うとは限りません。それでも、相手の考えを尊重しながらお互いが無理をしないように夫婦生活をしていきたいですよね。

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ママはパパがこわいの？ 夫の扶養からぬけだしたい～ゆうかの場合～ [ ゆむい ]

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著者：ゆむい

夫は優しい。でも…私は夫の顔色をうかがっている

「君がちゃんとできるようになるまで、俺は待ってるよ」
「俺がいないと本当にダメだな～」
「協力的な夫でよかったね」

夫の優しい発言に隠れた“トゲ”が少しずつ積み重なり…。
「できない私」はやっぱりダメ人間なの!?

初めての育児、キャリアダウンに悩むゆうかは夫の支配から抜け出せるのか。

著者：ゆむい
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著者：こびと