無職の夫から離婚宣告「お前の態度に我慢できなかった」自己中すぎる行動が許せない

結婚10年の黒田カナコさんと夫。ある日突然、夫から「離婚したい」と言われます。これまで何かある度に離婚だと言ってきた夫。今回もそれだろうと思っていたら、明後日には家を出て行くという驚きの展開に。家族とは何なのかを考えるカナコさんに対して、夫は家族のことなど頭になく、自分のことしか考えていませんでした。そんな夫が離婚したい理由とは一体何なのでしょうか？『無職の夫に捨てられた』どうぞごらんください。

夫の「離婚したい」に正直「またか…」と思った

体調が悪く寝込んでいたカナコさんに夫が言ったのは「離婚したい」という言葉。突然の話に驚くかと思いきや、カナコさんは「またか…」と慣れた様子です。これまでも何かある度に家を飛び出し、離婚だと騒ぐ夫。しかし、翌日には帰宅し何事もなく日常に戻るというのが毎回のパターンでした。

しかし、今回は明後日には出て行くと具体的でカナコさんはいつもと違うと感じます。さらには夫が一方的に出て行くのに引越し費用や生活費を請求され、もらえて当然という態度をされます。家族のことを全く考えていないその態度にカナコさんは言葉を失います。話し合いもせず、急に出ていくと言われたらさすがに驚きますよね…。話が全く通じない夫とカナコさんはどう向き合うのでしょうか。

夫の言い分はあまりにひどい。全部私が悪いの？

「家族と夕飯を食べに行きたい」と言う夫が理解できず、1人家に残ったカナコさん。10年間の結婚生活を振り返り、家族とは一体何なのだろうと考えていました。帰宅した夫も息子もいつもと変わらない様子なのがカナコさんにとってはとてもつらく感じ、耐えられなくなったカナコさんは片付けを始めます。

そして、夫に「私たちとの生活がそんなに嫌だったの？」と聞いたカナコさんに夫は「息子は何も問題ない。お前の態度に我慢できなかった」と衝撃発言。生活の不安を夫に話すことすらできないのかとハッとしたカナコさん。そして、夫と話しているうちに夫は悪いことをしたとは全く思っていないことを実感します。

離婚したいという夫は自分が家を出ていけば新しい生活がスタートしますが、カナコさんにはさまざまな手続きや息子のことなど問題が山積み。それは想像以上に大変で気が遠くなることです。夫がいなくなることよりも後始末のことを考えるとイライラするカナコさんの気持ちが理解できます。

家族で最後のお出かけはあっさり終了、切なさがつのる

夫は引越しに向けて荷物を整理し、不要なものはリサイクルショップへ持ち込むことに。さまざまな思い出が詰まったものを手放すのは寂しさや悲しさがともなうものだと思いますが、夫は家族の思い出も夫婦としての10年もあっさりと捨ててしまいました。その後、3人で食事をし、これが家族での最後のお出かけに…。

夫はアパートへ、カナコさんと息子は実家へと向かいました。母に離婚すること、実家に帰ってきたいことを伝えたカナコさん。断られたらどうしようという不安を持っていましたが、母は即答で「さっさと別れて戻ってきなさい」と言ってくれました。親のありがたさをしみじみ感じたカナコさん。味方になってくれる両親がいてよかったです。

なんと夫はもう半年近く無職だったというから驚きです。カナコさんに養ってもらっておきながら引越し費用や生活費を請求したとは…。カナコさんは何を思い、どんな10年を過ごしてきたのか、読者としてとても心配になるワンシーンでした。

無職の夫に振り回されながらも、息子のためにも奮闘するカナコさんの暮らしを描く『無職の夫に捨てられました』。カナコさんの幸せを願わずにはいられない漫画作品です。

『無職の夫に捨てられました』電子書籍も発売中

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著者：黒田カナコ 出版：KADOKAWA

ある日突然、夫に離婚を言い渡された！ しかも夫は無職なのだ。にもかかわらず、息子や義両親のことを顧みない旦那の態度に、とうとう離婚を受け入れる覚悟を決める…！

ある日突然、夫に離婚を言い渡される主人公。しかも夫は無職。さらに一度や二度ではなく三度目の無職だったのだ。息子や義両親のことを顧みない旦那の態度に、とうとう離婚を受け入れる覚悟を決める…！

著者：黒田カナコ
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著者：こびと