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タイミングはいつ? 先輩ママが語る「2人目の妊娠報告」エピソード6選

  • 2015.11.28
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【ママからのご相談】

出産後、育児休暇ののちに仕事復帰して半年、2人目の妊娠が発覚しました。寝耳に水で、仕事のことを考えるといたたまれず手放しに喜べません。職場への報告のタイミングなどアドバイスがありましたらお願いします。

●A. 経験を活かして、後々の自分が身動き取りやすい状況にするのも肝心です!

ママライターりょんぺいです。ご相談ありがとうございます。

2人目の妊娠おめでとうございます。職場復帰してようやくリズムがつかめてきたかなという時期でしょうか。自身も同じような経験がありますので、2学年差のきょうだいがいる先輩ママさんの声を集めてみました。

●2人目妊娠報告エピソード……反省編3つ

・『4月の中旬に復職しました。朝と晩にはまだ授乳もしていました。ところが、ゴールデンウィークに妊娠していることが判明! びっくりしました。復職してからすぐの妊娠は気まずいという思いもあり、すぐに、妊娠していたことを報告しました。

復職したばかりでワーキングマザーとして自分がやっていけるかも不安で、仕事を続けるか退職するか決める前に、ひとまず妊娠の報告だけ先にしたので、上司や同僚を困らせたと思います。自分の産後の進退をどうするか決めてから報告すべきだったかなと反省しました』(30代ママ)

・『復職して3か月で妊娠が判明しました。復職したばかりで言い出しづらいという思いが強く、またどのように報告したらよいか考え過ぎて、タイミングを失っていました。

妊娠当初からつわりもひどく、遅刻が多くなってしまい、ある日上司に、「体調悪そうだけど無理してない? 大丈夫?」という声を掛けられたのをきっかけに妊娠の報告をしました。タイミングやシチュエーションを考え過ぎてなかなか言い出せずにいて、自分から報告の場を設けられなかったのは残念でした』(20代ママ)

・『つわりに悩まされたので妊娠2か月で報告しました。復職して半年が過ぎたころです。自分でもびっくりな2人目の妊娠だったので、上司に報告するときも感情が表に出てしまい、不安もあり泣いてしまいました。周囲は温かく祝福してくださいました。今となれば冷静に自分の言葉できちんと伝えらなかったことを少し反省しています』(40代ママ)

●2人目妊娠報告エピソード……納得編3つ

・『4月に復職して11月に妊娠がわかりました。仕事も慣れてきたのでまた出産、引き継ぎ、育休、保活、うしろ髪をひかれる思いの慣れ保育をするのかと思うと悔しくて素直に喜べませんでした。つわりも軽く、自分のなかで妊娠を認めるのに時間がかかりがむしゃらに働きました。気持ちの整理がついたのはお腹がふっくらしてからでした。

その頃ようやく上司に報告しました。同僚含めてまったく気づいてなかったようで、その仕事ぶりに驚かれたくらいです。仕事の成果を出すことができ、母として仕事をする自信も持てたので私にとっては良かったです』(20代ママ)

・『4月に復職して10月に妊娠が判明し、現在2歳差の姉弟の母です。2人目を産んだ後も退社する意向はなかったので、自分が後々また復職しやすいように、子どもがいてもきちんと仕事をしている実績を残したいと思いました。繁忙期が年明けから2月末だったのでそれまでは妊娠を伝えずしっかり働き、3月頭に上司に報告しました。

上司としては、本音は、早い2人目の妊娠に戸惑いもあったと思いますがあっぱれな働きぶりだったと褒めてくれました。気づかず無理に仕事を頼んだりして申し訳なかったとも言われてしまいました。あとから心配をかけてしまったことは反省しましたが、また戻ってきてねという言葉も本心のように思えたので良いタイミングだったと思います。妊娠報告後はお腹も大きくなったので無理せずお腹の子のことを考える生活にシフトしました』(30代ママ)

・『4月に復職し、12月に妊娠が判明しました。会社の定期人事が2月末ごろに動きはじめるので、後任を決められるように考え、安定期に入っていませんでしたが人事に間に合うように上司に報告しました。「会社のことを考えてくれてありがとう、さすが2人目だね」と感謝されました。同僚への報告のタイミングや今後の業務分担など早めに上司と相談できて良かったです』(30代ママ)

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いかがでしたでしょうか? 今回、取材したみなさんは、復職して1年以内の妊娠ということもあり、ご自身の意思で妊娠中でも普段通りしっかり仕事と向き合っていたことが印象的でした。

筆者も、復職後半年で妊娠をしましたが、職場への2人目の妊娠の報告は任されたプロジェクトが一段落着いた、5か月のころでした。後々、育休を取得する際の引き継ぎを見据えて自分の業務を常に整理しながら遂行していたので、子どもの突然の体調不良で急きょお休みをいただくときも、その日の業務の引き継ぎがしやすかったです。

これ以上周りの同僚に負担をかけないようにできる限りのことはやろう! とリミットが見えているだけに、妊娠は、仕事をストイックに取り組む力にもなりました。

つわりなどの体調や職場環境によるところも多いですが、2人目となると1人目のときの経験があるからこそ、次に復職する際につながるように自分のことだけを考えるのではなく最良のタイミングを計り、きちんと自分の思いを言葉にして報告することが肝心のようです。

職場への報告の他に、2人目の場合は1人目の子が通う保育園の報告もあります。つわりによる送迎時間の乱れ、母親の精神的な不安定による子どもへの影響、行事の参加可否なども考えられるので保育園とは早めに共有しておくと良いという経験があります。

どんな事情があっても、予期していないことであっても新しい命が宿っていることは何ものにも変えられないすばらしいこと。第1子のお子さんとの時間も大切にしながら、無理せずに妊娠期間を過ごし元気に出産していただければと思います。

●ライター/りょんぺい(ママライター)

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