1. トップ
  2. ライフスタイル
  3. 散らかりやすいモノがすっきり片付いて見える! 片付けのプロが教える「整理収納テク」3つ

散らかりやすいモノがすっきり片付いて見える! 片付けのプロが教える「整理収納テク」3つ

  • 2023.3.21

散らかりやすいものやなくしやすいものを、上手に整理整頓できずにストレスが溜まっていませんか? 今回は、整理収納アドバイザーの筆者が心掛けている「スッキリと整理するためのコツ」を3つお伝えします。

1.“使い方”ごとに大まかに分別する

はさみやテープなどの文房具が迷子になったり、引き出しの中がゴチャついたりして困っているという方は多いでしょう。

その原因は、整理・収納の仕方が合っていなかったり、戻しづらくなっている可能性が。例えば引き出しの中を蓋付きのケースで整理するとわかりづらくなります。また、家族やパートナーと一緒に住んでいる場合、収納ルールを細かくしすぎて定着できないこともあるでしょう。

筆者宅では、文房具を「切るもの、計るもの」「貼るもの、まとめるもの」「書くもの、消すもの」といったように、引き出しの中を「使い方」で大まかに分けて管理しています。

また、カテゴリごとに一番使うものを決めて、それ以外は思いきって処分。詰め込みすぎないよう2~3割くらいの余白を持たせて収納しています。迷子になりやすい文房具も、スペースに余白があればストレスなく管理できます。使った後も戻しやすくなるので、「どこ行った?」ということもなくなりました。

2.予備やストックと一緒にしない

収納する際は同じ種類でまとめたほうが良いと思われがち。しかし、同じ種類でも「使っているもの」と「予備やストック」を一緒にすると使いづらくなることもあります。

例えば、ペン立ての中で使用中のものとストックがごちゃ混ぜになって、10本以上もペンが刺さっている…ということはありませんか? 使いかけのものが増えて、どれを手放せば良いのか一目で判断できないのは何気にストレスです。

使っているものは手前に置いて、それ以外のストックは輪ゴムで留めたり引き出しの奥側にしまったりなど、はっきりと分別しておくことが大切です。

筆者はマスキングテープをよく買うのですが、よく使うものは手前に、コレクション的なものは奥にしまうなど、使う頻度によって分けることで、より使いやすくなりますよ。

3.「ときあえず置き」しやすいスペースにはインテリアアイテムを

キッチンのカウンター上やテーブルの隅、低めの本棚の上のように、腰~目線あたりの高さの場所は、ものが溜まりやすい危険ゾーン。特に要注意です!

筆者宅の場合は、本棚の上にものが貯まりやすい傾向が。置きっぱなしにしないためにも棚の上に植物やランプを置いて、インテリアを楽しむスペースにしています。

乱雑にものが置かれている場所には自然とものが増えやすく、ごちゃついて見えがちです。きれいな状態をキープするためにお花や絵を飾って、ものを置きにくくするのもひとつの手ですよ。

さいごに

散らかりがちな細々したものは、数を絞って大まかに分けるだけでOK。使用中のものとストックは場所を分けて管理しましょう。

また、余白を作ってものが見やすくなれば、使い勝手と戻しやすさがグンと上がって探し物はほとんどなくなります。

「とりあえず置き」をしがちなスペースは、お気に入りのインテリアを飾ると置きっぱなしが減って美しい空間を保ちやすくなります。スッキリと片付いたお部屋で気持ちよく過ごすために、ぜひ参考にしてみてくださいね。

のぞみ
シンプル志向の整理収納アドバイザー・ライター。「暮らしもこころも かろやかに」をテーマに、ものとじぶんとゆっくり向き合える、続けやすい暮らしのちいさな仕組みを提案しています。Instagram@non.karoyakani

文/のぞみ

元記事で読む
の記事をもっとみる