【神楽坂】激戦区で大人気の老舗「夏目亭」！ランチコースが2～3千円台でこの内容は良すぎる！

神楽坂の路地裏にある老舗「夏目亭」に行ってきました。食べログ百名店にも選出されていて、ここ界隈のグルメサイトランキングでも上位に君臨する人気店です。

まるでフランスな石畳の路地裏に佇む「夏目亭」

マンション2階の一角なので、知らないと気が付かずに通り過ぎてしまうかも知れません。

ですがここはWeb時代！！1ヶ月前に予約をしようとしたところ、既に満席で日程を変更することに。人気なのがうかがえます。

目印は「西洋料理 夏目亭」と木の板に手書きで描かれた味わい深い看板のみ。年季が入っていますね！創業1970年、麹町三番町でスタートし、移転を重ねてこの神楽坂の地で営業を続けられています。

夏目亭で西洋料理ともなると、夏目漱石や文豪繋がりで宮沢賢治を連想しますが、こちらは夏目安彦シェフのお店なので”夏目亭”だそう。

エバーグリーンの壁が印象的な世界！隠れ家過ぎた！

小さなエレベーターでマンションの二階に上がると、看板や案内が無いんです。恐らくこの扉？！と思い、開けてみると…

こちらの扉で正解でした！

エバーグリーンの壁が光に反射してエメラルドグリーンにも見え、どこかリゾートの美しく輝く海にいるよう。さざ波の音が聞こえてきそうなこの隠れ家で、どんな時間を過ごしましょうか。

コスパ抜群！夏目亭のランチコース

まずはドリンクで乾杯！ブラッドオレンジジュースの気分でした。シャンパンも選べます。

ランチコースは2コースあって、グリーンサラダか前菜の違いでした。どちらにしても2～3千円台でリーズナブル。その日のメニューの中からお肉かお魚のメインを選びました。

ボリューム満点！メインのような豪華前菜

切り身まるごとの大きなスモークサーモンは、前菜なのにお魚料理の一皿と思ってしまう程の豪華さ。しっとりと燻されていて独特の芳ばしさが広がります。

マスタードソースが添えられたテリーヌも、フレンチベースならでは。テリーヌの後ろにはビーツのピクルスがあって、メインをお迎えする前の食欲が高まりました。

パンは硬め！スープに浸して！

キノコの形のハード系のパンは千切るのに一苦労ですが、とっても美味しいんです。小麦粉の香りがフワッと旨味を感じました。硬いのでスープに浸すのがおすすめです。

インスタの情報によると、駒沢にある「パンテコ」というパン屋さんのパンみたいですね。

濃厚なカボチャのスープ

丁寧に裏漉しされたカボチャのスープはトッピングが合わさり絶妙な美味しさに。しっかりめに入っている刻みパセリとクルトンが食感を豊かにしてくれていました。

トランペットキノコ仕立てのお肉料理

この日のお肉料理は豚スネ肉の煮込みでした。スネ肉といえば赤ワイン煮にしがちですが、ここはひと味違います。

フランスでよく食べられているトランペットキノコでアクセントをつけていて、コクと旨味がもう溜まりません！ホロホロと柔らかくて、絶品のお肉料理でした。

見た瞬間に映えると思ったお魚料理

お友達が選んでいたお魚料理は、サーブされた瞬間に「これは映える〜！」と言ってしまったほど。

「淡白な白身魚なんだけど、とっても濃厚！皮目がパリッと焼かれていて、その香ばしさとコンソメスープが凄く合う〜！」とリポートしてくれました。スープがパンとよく合うので、パンは残しておくのがおすすめだそう。

驚きだったフロマージュデザートの中身

デザートはフロマージュでした。エバーグリーンの壁と撮影すると、映えが増します！！

驚いたのはその中身！！

ナイフを入れてみると、中からコンポートされたさくらんぼがゴロゴロと出て来て感動しました。フレッシュなフロマージュに甘いさくらんぼが最強のコンビネーションで、ベリーソースと合わせて最高な美味しさでした。

食後はコーヒー・紅茶でゆっくりとした時間を。海の見えるリゾートにいるようで、楽しいひと時となりました。

◇◇ とにかく美味しいこの味、この雰囲気でランチコースが2～3千円台なんて信じられません！！季節やその時の食材で様々なお料理がいただけるようなので、また何度も伺ってみたいと思いました。皆様も是非、足を運んでみてくださいね。

夏目亭 https://natumetei.jp/ 住所：東京都新宿区神楽坂3-2 林ビル2F 電話：03-5206-5137 営業時間：（ランチ）12:00～14:00、（ディナー）18:00～23:00（L.O.22:00） 【土・日・祝日】17:30～22:30（L.O.21:30） 定休日：毎週水曜日、第1火曜日