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おでかけすれば運気UP! 2023年の“パワースポット”8選

  • 2023.3.21
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今年は十干十二支の暦で「癸卯(みずのとう)」にあたる年。「癸卯」には「陰」水と木にエネルギーが集まる、とされる。場所で解釈すると、「陰」は“光が当たらず見えない地中”など。そこで、地下に水が溜まっている場所や木の根が多い名所を厳選。お出かけすれば、よい気を分けてもらえるはず! 暦について研究する日本良学の代表・藤本宏人さんが教えてくれました。

2023年、全国のパワースポット

【北海道】来運(らいうん)の水

願いを叶えるというアイヌの泉。
アイヌ語で「死者の沢」を意味する「ライ・クル・ナイ」が「来運」という名の由来。アイヌの人にとって、死者は生者に知恵を授ける尊い存在。斜里岳の伏流水が湧き出るこの沢は、聖地とされていた。近くの来運神社にも忘れずに参拝を。北海道斜里郡斜里町字来運 TEL:0152・22・2125(知床斜里町観光協会)

【東京都】不忍池

江戸時代から知られるパワースポット。
春は桜に縁取られ、夏には一面の蓮が目を楽しませてくれる美しい場所。中央の島には、江戸時代に慈眼大師天海大僧正が建立した辯天堂が。お参りすれば、芸能の運気が上がる。東京都台東区池之端3 TEL:03・3828・5644(東京都建設局 上野恩賜公園管理所) 5:00~23:00

【東京都】明治神宮の清正井(きよまさのいど)

心が清らかになる深閑とした井戸。
スマホの待ち受け画面をこの井戸の写真にするだけで御利益がある、とまで噂される定番パワースポット。戦国時代に名を馳せた武将、加藤清正公が、江戸初期に掘ったと言い伝えられており、一年中湧水が豊かで美しい。明治神宮に参拝してから訪れよう。東京都渋谷区代々木神園町1‐1 TEL:03・3379・5511(明治神宮)

【東京都】昭和記念公園の日本庭園

池の流れに風水パワーが潜む。
藤本さんによると「北、東、西」の流れで形成されている、風水的に縁起のよい池。周囲を巡ると景色が移り変わる「池泉回遊式」で、マツやコナラ、モミジなど、日本人になじみ深い樹木も癒しポイント。東京都立川市緑町3173 TEL:042・528・1751 9:30~閉園30分前(閉園時間は時期によって異なる)

【岐阜県】郡上八幡の宗祇水(そうぎすい)

風雅な街を散策しつつ名水に親しむ。
環境省が定める「名水百選」第一号に認定された泉。室町時代、連歌の達人である飯尾宗祇がこの湧水のそばに庵を結んで暮らした、と伝えられることから「宗祇水」と呼ばれる。付近一帯によい気が満ちているため、散策を楽しむだけでエネルギーをもらえる。岐阜県郡上市八幡町本町 TEL:0575・67・0002(郡上八幡観光協会)

【静岡県】柿田川公園(柿田川湧水群)

素敵な出会いの予感を得られる。
柿田川の水源を擁する憩いの場。水源の総湧水量は1日に100万tで、川の水は透明度が高い。公園内にある「貴船神社」は水と良縁の神様。境内にある紅白の丸い石「おむすび」に触れると、良縁に恵まれるという言い伝えがある。静岡県駿東郡清水町伏見71‐7 TEL:055・981・8239(清水町産業観光課)

【静岡県】白糸の滝

深呼吸でマイナスイオンを吸い込んで。
富士山の雪解け水が地中を通って、木々に囲まれた絶壁から湧き出し、大小数百の滝に。富士山を信仰する「富士講」の巡礼、修行の場だったという。遊歩道を歩くだけで、滝から力を分けてもらえる。静岡県富士宮市上井出273‐1(駐車場) TEL:0544・27・5240(富士宮市観光協会) 駐車場9:00~17:00(冬季は16:30まで)

【長崎県】湧水庭園 四明荘(しめいそう)

座敷と庭園の織りなす景色が見事!
「水の都」島原を代表する湧水スポットで、国登録有形文化財。明治後期、開業医だった伊東元三氏の別邸として建築された。色鮮やかな鯉が泳ぐ池、四季を感じさせる木々に囲まれ、ゆったり癒される。長崎県島原市新町2 TEL:0957・63・1121 9:00~18:00 入場料:大人¥310 高校生以下¥150
写真提供:(一社)長崎県観光連盟

藤本宏人さん 日本人の文化、歴史、世界観から30年以上「ご利益」を研究する「日本良学」代表。著書に『365日のご利益大全』(サンマーク出版)。メルマガ「ご利益1万倍のこよみメール」は毎日配信中(「こよみメール」で検索)。

※『anan』2023年3月22日号より。取材、文・風間裕美子

(by anan編集部)

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