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しっとりと味の染みた"タンドリーチキン"

  • 2023.3.21

ヨーグルトの力で鶏肉が柔らかくしっとり仕上がります。今回は皮なしのもも肉を使ってヘルシーに!皮付きのもの、胸肉、ささみでも同様につくれます。春のおかずをおいしくするスパイスとハーブ使いをスパイスの達人・小堀紀代美さんに教えてもらいました。

しっとりと味の染みた"タンドリーチキン"

■“タンドリーチキン”のつくり方

スパイス入りのヨーグルトでマリネした鶏肉は中までしっかり味が入って、柔らか。マリネする前に、塩やおろし玉ねぎ、レモン汁をもみ込んでおくと、味がよくなじんでおいしさが倍増します。網の上で焼くことで余分な脂が落ちて、思いのほかマイルド。

□使ったスパイス&ハーブは

ガラムマサラはカルダモン、シナモン、クローブなどをブレンドしたスパイスで、豊かな芳香が特徴。パプリカパウダーは着色と香りづけに使う。

スパイス&ハーブ
スパイス&ハーブ

◇材料 (つくりやすい分量)

鶏もも肉:2枚(皮なし)
塩:小さじ1と1/2
玉ねぎ:大さじ1(すりおろす)
生姜:1片分(すりおろす)
にんにく:少々(すりおろす)
レモン汁:大さじ1
プレーンヨーグルト:1/2カップ
ガラムマサラ:大さじ1と1/3
パプリカパウダー:小さじ2


(1)下味をつける
鶏肉は水気を拭き、余分な脂身があれば取り除いて4等分に切る。ボウルに入れ、塩、玉ねぎ、生姜、にんにく、レモン汁を加え、手でよくもみ込む。

下味をつける
下味をつける

(2)スパイスを加える
ヨーグルトを加えて混ぜ、ガラムマサラ、パプリカパウダーを加えてムラがなくなるまでよく混ぜる。

スパイスを加える
スパイスを加える

(3)室温に戻す
室温で30分置く。すぐに焼かない場合は冷蔵庫に入れ、焼く前に室温に戻す。

室温に戻す
室温に戻す

(4)焼く
天板にオーブンペーパーを敷いて網をのせ、3の鶏肉を並べたら200℃に予熱したオーブンで20~25分焼く。

焼く
焼く

(5)仕上げ
竹串を刺してみて透明な肉汁が出てくれば焼き上がり。トレビス数枚(材料外)を敷いた器に盛る。

完成
完成

――教えてくれた人

「小堀紀代美 料理家」

レストランのマダムからカフェ「LIKE LIKE KITCHEN」の料理担当を経て、現在は料理教室「LIKE LIKE KITCHEN」主宰。確実においしくつくれるレシピにファンも多い。おいしいもの好きが高じて世界各国を食べ歩き、そんな経験から、スパイスやハーブ使いの達人となる。


※この記事の内容は、四季dancyu「春のレシピ」に掲載したものです。

文:松原京子 撮影:木村拓

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