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「全部わかったら本当にスゴい!」“肉”を含む【難読漢字】5選

  • 2023.4.9
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みなさんは肉派ですか、それとも魚派でしょうか。

「魚もおいしいけれど、やっぱり肉が好き!」なんて方もいらっしゃると思います。

「豚肉」「牛肉」「鶏肉」など、様々な種類があるから、毎日食べても飽きませんよね。

さて今回は、そんな「肉」に関する5つの言葉をご紹介します。正しい読み方や意味を考えてみてください!

1.「股肉」

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まずはじめにご紹介するのは「股肉」です!「またにく」と読みたくなりますが、残念ながら違いますよ。

「また」付近にある「肉」と言えば…?ちなみに、こちらは「腿肉」と書くことも可能です。

 

気になる読み方は「ももにく」でした!ちなみに、もともと「股」には「もも」という読み方があるんですよ。

「股肉」はスーパーで一般的に販売されており、様々な料理で使うから食べる機会も多い部位ですよね。

出典:『デジタル大辞泉』小学館

2.「肉桂」

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次にご紹介する難読漢字は「肉桂」です!「肉」が先頭にありますが、植物のことですよ。また、こちらの根から作る薬・香辛料のことでもあります。

京都府のお土産としておなじみの「八つ橋(やつはし)」に使われている…とお伝えしたら、ピンときませんか?

 

そう、気になる読み方は「にくけい」「にっけい」「にっき」でした!

おそらく、この中では「にっき」と読むことが多いかもしれません。ちなみに、同じ植物から「シナモン」という香辛料を作られますよ。

出典:『日本大百科全書』小学館

3.「肋肉」

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「肋」「肋骨(ろっこつ)」で見かける漢字ですが、実は1文字で「あばら」と読みます。

上記の情報を参考に、「もしかして…!」と読み方の見当がついた方も多いのではないでしょうか?ただし「あばらにく」とは読みませんよ。

 

気になる読み方は「ばらにく」でした!

こちらも、「股肉」と同じくらい食べる機会の多い部位ですよね。ちなみに、「脂肪と肉が層になっているので三枚肉とも」呼ぶそうです(出典:『精選版 日本国語大辞典』小学館)。

4.「東坡肉」

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「坡」は「波」によく似ていますよね。そのため、「東坡肉」を「とうばにく」や「とうなみにく」と読むのではないか…そうお考えになった方もいらっしゃると思います。

そして、実は「とうばにく」は大正解!しかし、実はもう1つ、中国語に由来する読み方があるんですよ。

 

気になる読み方は「トンポーロー」でした!

「トンポーローってなんのこと?」と疑問に思われた方もいらっしゃるかもしれませんね。こちらは、日本の「豚の角煮」によく似た料理のことなんですよ。

出典:『デジタル大辞泉』小学館

5.「古老肉」

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最後にご紹介するのは「古老肉」です!

「肉が古い…?」「え、腐った肉のこと?」と、なにがなんだか分からず困惑されている方もいらっしゃるかもしれません。「古老肉」は中国語で「クーラオロウ」と発音しますが、こちらは誰もが食べたことのある料理のことなんです!

 

そう、こちらは「酢豚(すぶた)」のことなんです!

見た目からは想像もできず、驚かれた方も多いかもしれませんね。せっかくですし、今日のごはんはぜひ「酢豚」にしてみてはいかがでしょうか?

まとめ

よく知っている料理に、意外な漢字表記があってびっくりしてしまったのではないでしょうか?

今後も、みなさんが驚いてしまうような難読漢字や言葉をご紹介していきます。ぜひお楽しみに!