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「全部読めたらスゴすぎる…」読めそうで読めない“手”を含む【難読漢字】5選

  • 2023.4.15

今回は、「手」を含んだ5つの難読漢字をご紹介します。

一見簡単に読めそうに見えても、実は一筋縄ではいかない可能性もありますよ。全問正解できた方は、かなり漢字に詳しいかもしれません…!

それでは、順にご紹介させていただきます。

1.「手折る」

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「おや、早速簡単に読めそうなのがきたぞ…?」と、「手折る」を見て油断された方もいらっしゃるかもしれません。

しかし、頭の中に浮かんでいるその読み方は、もしかしたら間違っているかもしれませんよ。実は「ておる」とは読みません!

 

気になる読み方は「たおる」でした!

出典:『デジタル大辞泉』小学館

惜しくも1文字違いで、正解を逃した方も多いのではないでしょうか?

2.「把手」

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「事態を把握する」などの文章で見かける「把」。例文の「把握」は「はあく」と読みます。

「把手」の読み方は2つあり、1つは上記を手がかりに推測することができるはず。しかし、それ以外は一筋縄では読めないと思います…!

 

気になる読み方は「はしゅ」「とって」でした!

2つ目の場合「取っ手」と書くこともできます。「はしゅ」は耳慣れない言葉かもしれませんが、意味は「手に握る部分」とシンプルですよ。

出典:『精選版 日本国語大辞典』小学館、山田忠雄ら編『新明解国語辞典』(第八版)三省堂

3.「手水」

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「手折る」は「ておる」と読みませんが、「手水」は「てみず」と簡単に読むことができますよ。

しかし、もう1つの読み方がクセモノ…。「○○○ず」と読みますが、「手」の読み方から想像することは難しいかもしれません。神社で見かけることが多いですよ。

 

気になる読み方は「ちょうず」でした!

こちらは「てみず」から派生してできた言葉なのだとか。ちなみに、神社で手や顔を洗い清める場所は「手水舎(てみずや)」と呼ぶそうですよ。

出典:北原保雄編『明鏡国語辞典 第二版』大修館書店

4.「手遊び」

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「手遊び」は、使用されている漢字からすぐわかるように「てあそび」と読みます。

しかし、実はほかにもう1つ読み方があるんですよ。「て○○び」と読むため、空欄に当てはまる2文字を考えてみてくださいね。

 

気になる読み方は「てすさび」でした!ちなみに、実は「てあそび」には複数の意味があります。

1 手に持って遊ぶこと。また、そのもの。おもちゃ。
2 暇つぶしなどにすること。
3 ばくち。

出典:『デジタル大辞泉』小学館

「ばくち」のことも「てあそび」というなんて、今回初めて知った方も多いのではないでしょうか?

5.「御手塩」

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最後にご紹介する難読漢字は「御手塩」です!

「おてしお」と読む場合もありますが、他にも読み方があるんです。

「おてえん」「ごてしお」「ごてえん」…「御」「手」「塩」の読み方から推理している方もいらっしゃるかもしれませんが、それだけでは上手くいかないかもしれません。

 

気になる読み方は「おてしょ」でした!

味に関する言葉に「しょっぱい」がありますよね。実は、こちらは「塩ぱい」と書くことが可能です。

ちなみに、「御手塩(おてしょ)」は「浅い小さい皿」のことなのだそうですよ。

出典:『精選版 日本国語大辞典』小学館

まとめ

どれも簡単に読めそうなのに、意外な読み方があり、なかなか全て読むことはできなかったのではないでしょうか?

今後も様々な難読漢字をご紹介していきますので、楽しみにしていてくださいね!