感情をコントロールするって意外と難しいものですよね。ある程度は出来ても、どうしても難しいと感じる部分があるのではないでしょうか?あなたがコントロールできない感情はどんな感情なのか探ってみましょう。
図形が何に見えますか?直感でお答えください。
1.耳
2.フランスパン
3.寝袋
4.指先
1.耳に見えた人は「落ち込み」
図形が耳に見えた人は、落ち込みがコントロールできないかもしれません。一度気持ちが落ちてくると、どれだけ気分転換しようとしても気持ちが上がらなくなるのではないでしょうか。自分でもうんざりするくらい長い時間を落ち込んだまま引きずってしまっていそうです。
このタイプの人は、繊細で考え込みやすい性格をしていそうです。きっかけはちょっとしたことだったのに、その裏を考えたりしているうちにだんだん気持ちが落ち込みの方向へ向かってしまうでしょう。一度その坂を転がり始めると、周りのフォローも耳に入らなくなりそうです。
自分でも落ち込みたくないので、考えないようにしようとしているかもしれません。けれども、なかなかその対策は功を奏しづらいでしょう。無理に落ち込まないようにするよりは、大泣きしたりするなど派手に落ち込んだ方が立ち直りが早そうです。
2.フランスパンに見えた人は「笑い」
図形がフランスパンに見えた人は、笑いがコントロールできないかもしれません。笑いのツボに入ってしまうと、もう止められないのではないでしょうか。笑ってはいけない状況で、我慢できずに吹き出して周りから白い目で見られることもありそうです。
このタイプの人は、陽気でお調子者な性格をしていそうです。そのため、楽しいことが大好きで、面白いことを見つける才能もあるでしょう。周りは気がついていないことに気がついてしまい、面白い!と感じると、もう笑わずにはいられなくなるのではないでしょうか。
笑わないように我慢すればするほど、その自分の状況がさらにおかしくて笑いが込み上げてきてしまうでしょう。限界まで我慢すると吹き出してしまいますので、そういう時はそっとその場を立ち去った方が良いかもしれません。
3.寝袋に見えた人は「怒り」
図形が寝袋に見えた人は、怒りがコントロールできないかもしれません。怒りをコントロールしようとする力が強く働きすぎるせいで、蓄積量が大きく、爆発するときの怒りが強すぎることが原因ではないでしょうか。そのため、怒った後の脱力感がすごいかもしれません。
このタイプの人は、良い人であろうと頑張りすぎてしまうところがありそうです。「ねばならない」という考えを持ちやすいため、むやみに怒ってはいけないと自制することが多いのではないでしょうか。怒らない優しい良い人を演じようとしてしまうのでしょう。
我慢するが故に、我慢しきれなくなった時の怒りはすでにコントロールできないような大きさになっていて当然ではないでしょうか。言いたいことがある時は、大きな怒りになる前に我慢せず、ちゃんと言葉にしておいた方が良いかもしれません。
4.指先に見えた人は「悲しみ」
図形が指先に見えた人は、悲しみがコントロールできないかもしれません。悲しいと思うと、すぐに涙目になってしまうのではないでしょうか。自分では人前で泣きたくないと我慢しようとしているでしょうが、一度悲しい感情が沸いてしまうと難しいでしょう。
このタイプの人は、情が深く入り込みやすいところがあるでしょう。自分の過去の傷つき体験をサラッと話そうとしても、つい深く入り込んで当時の感情を思い出し、涙が溢れてしまうかもしれません。他人の話を聞いていても同様で、つい入り込んでしまいがちでしょう。
あまりにも昔のことを掘り返して泣かれると、周りは困惑してしまうことも多いかもしれません。悲しい気持ちを感じると泣いてしまうため、泣きたくないときはそういった過去の話などはあえてしない方が良いでしょう。
ライター:aiirococco
公認心理師、臨床心理士として総合病院にて働いております。知っているようで知らない自分のこと。自分の心理をのぞいてみませんか?自分を知るワクワクドキドキ感をお伝えします!
編集:TRILLニュース