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春にかけても大活躍するトレンチコートの着回し術

  • 2023.3.20
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英国紳士になりきろう。

インナーは、シャツ+フィッシャーマンセーターを着込んであたたかく。ブロウのメガネ、チェックのハンチング、レザーのブリーフケースにアンブレラ…… 、英国紳士を彷彿とさせる隙のないアイテム選びがポイントです。トレンチコートは1930 年の発売以来、愛され続ける《アクアスキュータム》のアイコンモデル。メンズならではのビッグシルエットがジェントル感を高めてくれる。

春にかけても大活躍するトレンチコートの着回し術
出典 FUDGE.jp

コート[メンズ]¥220000/Aquascutum(アクアスキュータム)、セーター¥20900 / L.L.Bea n(エル・エル・ビーンカスタマーサービスセンター)、シャツ¥30800 / INDIVIDUALIZED SHIRTS(メイデン・カンパニー)、パンツ¥29700/Nigel Cabourn(アウターリミッツ)、ハンチング¥9900 / BRIXTON(ブリクストン トウキョウ)、メガネ¥39930 / Oliver Peoples(ルックスオティカジャパン カスタマーサービス)、ネクタイ¥14300 /ANATOMICA(アナトミカ 東京)、バッグ¥71500 /IL BISONTE(ルックD.C 事業部)、傘¥31900 / FOX UMBRELLAS(グリニッジ ショールーム)、シューズ¥26400 /Dr. Martens(ドクターマーチン・エアウエア ジャパン)

 

女性らしさってなんだろう?

ふと、女性らしさってなんだろうと考える。往年の女優、オードリー・ヘプバーンにならってトレンチコートにタートルネックセーターを合わせること? ツイードのタイトスカートを揺らすこと?パールのジュエリーを輝かせること? デニムジャケットを忍ばせて自分らしさをアピールすること? でもきっと、それは内面から滲み出るものなんだ! という答えにたどり着いた2023 年の春。

春にかけても大活躍するトレンチコートの着回し術
出典 FUDGE.jp

コート¥173800 / MACKINTOSH(マッキントッシュ ギンザシックス店)、デニムジャケット¥26400/ OMNIGOD(オムニゴッド事業部)、タートルネックセーター¥20900 / MANON(エムケー スクエア)、スカート¥31900 / COOHEM(米富繊維)、ピアス¥8800、ネックレス¥22000 /ともにCHERRY BROWN(チェリーブラウン)、バッグ¥184800/ TOD’S(トッズ・ジャパン)、ソックス¥660 /靴下屋(タビオ)、シューズ¥40700/ KATIM(カチム)、タイツ/スタイリスト私物

 

アイビーガールのルーズなトレンチ

「学生の本分は勉強だから、お洒落なんて興味ないわ」な〜んて、周囲に吹聴していたけれど実はウソ。本当はすごく計算してトレンチコートを着ている。クリケットセーターのラインをチラ見せしたり、スウェットパンツ+ラインソックス+ローファーのゴールデントリオも欠かさなかったり。何よりタータンチェックのストールがアイビームードを高めてくれるの。

春にかけても大活躍するトレンチコートの着回し術
出典 FUDGE.jp

コート¥49500 / CB CRESTBRIDGE(SANYOSHOKAI カスタマーサポート)、セーター¥31900/ Alan Paine(真下商事)、T シャツ[ 2 P]¥3740/ FRUIT OF THE LOOM × BEAMS BOY、スウェットパンツ¥15180 / Champion × BEAMSBOY(ともにビームス ボーイ 原宿)、メガネ¥34540/ Oliver Peoples(ルックスオティカジャパン カスタマーサービス)、ストール¥59400 / Joshua Ellis、バッグ¥39600 / Billingham (ともにグリニッジ ショールーム)、ポケットのグローブ¥26400/ FILSON (アウターリミッツ)、ソックス¥1287/ United Athle(キャブ)、シューズ¥77000 / Paraboot(パラブーツ青山店)

 

トレンチ meets スポーティ

スポーティなアイテムを取り入れるのって難しそうだけど、コツさえつかめば実はカンタン。《フレッドペリー》のトラックパンツをベースに、シャツとセーターを同系色で統一すれば、異なるテイストでもきれいにまとまる。ラフなスタイリングは、《ビューティフルピープル》の定番トレンチで程よくカジュアルアップ。キャップやマフラーで着こなしに抑揚をつければ出来上がり。

春にかけても大活躍するトレンチコートの着回し術
出典 FUDGE.jp

コート¥149600 / beautiful people(ビューティフルピープル 青山店)、セーター¥20900/ THE SHINZONE(シンゾーン ルミネ新宿店)、シャツ¥16500/ MANON(エムケースクエア)、パンツ¥15400/ FRED PERRY(フレッドペリーショップ東京)、キャップ¥6600 / MASTER&Co.(マッハ55 リミテッド)、マフラー¥19800/BATONER(バトナー)、バックパック¥7150/JANSPORT(ユニグローブ)、トートバッグ¥12100、グローブ¥3740 /ともにL.L.Bean(エル・エル・ビーンカスタマーサービスセンター)、ソックス¥1287/ United Athle(キャブ)、シューズ¥7150 / MOONSTAR(ムーンスター カスタマーセンター)

 

ディテールに薫る愛らしさ

大好きな組み合わせ、ツイードコートとオーバーオールに、《エーグル》のトレンチコートをゲストにお招きして、目指すはガーリーなコーディネート。ベースはボーイズライクなスタイリングだけど、フリルカラーのブラウスと、赤いバレエシューズがキュートなポイントとなって、愛らしい装いへと導いてくれる。カチューシャや真っ赤なリップに、乙女心をそっと忍ばせて。

春にかけても大活躍するトレンチコートの着回し術
出典 FUDGE.jp

トレンチコート¥49500 / AIGLE(エーグルカスタマーサービス)、ヘリンボーンコート¥63800 /MASTER&Co.(マッハ55 リミテッド)、ブラウス¥15180 / MIDIUMISOLID(マザーズ インダストリー)、オーバーオール¥15400 / L.L.Bean(エル・エル・ビーンカスタマーサービスセンター)、カチューシャ¥15400 /ALEXANDRE DE PARIS(アレクサンドル ドゥ パリ GINZA SIX 店)、バッグ¥42900 / A.P.C.(アー・ペー・セー カスタマーサービス)、ソックス¥660 /靴下屋(タビオ)、シューズ¥47300 / Repetto(ルック ブティック事業部)

 

男の子みたいになりたくて

映画『バック・トゥ・ザ・フューチャー』の主人公、マーティにインスパイアされた着こなしがこちら。トレンチコートに真っ赤なダウンベストをレイヤードしたもの(マーティはデニムジャケットに赤いダウンベストだったけどね)。コートの下はフーディ+デニムパンツで80 年代を彷彿とさせる組み合わせ。ボリューミーなチューブソックスをデニムパンツに被せて、男の子を気取るのです。

春にかけても大活躍するトレンチコートの着回し術
出典 FUDGE.jp

コート¥96800 / HYKE(ボウルズ)、フーディ¥16500 / Champion(ヘインズブランズ ジャパン カスタマーセンター)、ベスト¥18700、トートバッグ(ポーチ付き)¥4840、ソックス[2P]¥3190/ 以上すべてL.L.Bean(エル・エル・ビーンカスタマーサービスセンター)、デニムパンツ¥20900、キャップ¥8250 /ともにTHE SHINZONE(シンゾーン ルミネ新宿店)、シューズ¥23100 / Timberland(VF ジャパン)

 

photograph_Furuya Akihiro
stylist_Akashi Emiko
hair & make-up_Arai Yuri
model_Nes
edit & text_Hino Harumi〈KIP Inc.〉
design_Araki Masakuni〈Luck Tap〉

 

FUDGE vol.235 2023年2月号より

 

 

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