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こぼれおちた涙。心は悲鳴をあげていた|夜泣きに泣かされて

  • 2023.3.19

出産後、赤ちゃんとの生活に思っていたのと違うと思うママやパパもいるかもしれませんね。特に女性は出産の当事者。莫大なエネルギーを使って出産をした後、すぐ始まる育児に心が追い付かないことも。ぽぽ。(@popo_baby0104)さんも産後、幸せよりも不安感を抱いたまま、育児が始まるのですが、息子さんの夜泣きでまとめに寝られることがなく疲れ切っていました。ぽぽ。さんによる夜泣きの実体験エピソード漫画をごらんください。

息子さんのねんトレに励むぽぽさんでしたが、相変わらずな状態が続きました。そんななか4か月健診(4か月児健康診査)を訪れます。

そこで担当の保健師さんの戸田さんに、赤ちゃんとの生活を聞かれ、言葉とは裏腹に涙が止まらなくなるのでした。

保健師の戸田さんは、ぽぽさんにあれこれ聞くでもなく、静かに寄り添ってくれました。突然あふれた涙はぽぽさんの心のサインでもありますね。

少し溜まっていた感情を出せたことですっきりできるといいのですが。赤ちゃんが少しずつうまく睡眠がとれるようになると良いですね。

産後の心の不調は1人で抱えないで

ぽぽ。さんのように産後、子育ての悩みからうつ状態になったり、心身に異変が出たりする方はいるでしょう。そんなとき、自分の心の声に耳をかたむけられていますか?

つい「私のことは後でいい」「みんな疲れているから言い出しにくい」と思ってしまうかもしれませんが、相談・受診をちゅうちょする必要はありません。

親になったからといって無敵になるわけではないのですから、忙しさや疲れで体調を崩すのは当然。そしてそのケアも当たり前に必要なのです。身近につらさを打ち明けられる相手がいるなら、抱え込まずに打ち明けましょう。

ぽぽ。さんのように身近な家族に言いにくいときには、産後の女性のケアをしてくれる自治体や民間の窓口を頼ったり、病院に相談したりする手もあります。厚生労働省は24時間悩み相談を受け付ける相談窓口などを紹介するウェブサイト「まもろうよ こころ」を開設しています。電話のほか、SNSでも相談できる窓口があります。

あなたにとって子どもや家族が大切な存在であるように、子どもや家族にとってもあなたは大切な存在です。自分をねぎらい、ケアすることにちゅうちょせず、自分自身を大切にしてくださいね。本作『夜泣きに泣かされて』はKindle版書籍で読むこともできます。(kindle版を読む方法は、著者・ぽぽ。さんのインスタグラムで紹介されています)

著者:ume

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