【大和市】2023年2月11日リニューアルオープン！「やまと公園」

こんにちは。地域特派員のshimuと申します。最後までお付き合い頂けますと光栄です。宜しくお願いします。

何度か利用させて頂いた、横浜市隣接の大和市にある「やまと公園」の改修工事が始まって数年。先日遂にリニューアルオープンしたと聞き、早速訪れてみました。

「やまと公園」は、相鉄本線・小田急江ノ島線大和駅南口から徒歩5分程です。 大変賑わっていた公園の為、プライバシーに配慮して撮影しました。詳細の分かりにくい写真が多くなりますが、雰囲気だけでもお伝えできれば…と思います。

「やまと公園」とは？

新たな市民の憩いの場所を目指してリニューアルされた公園の１つです。駅に近い為、比較的賑わうエリアにある都市公園です。

約50年前に造られた公園をリニューアルし、明るく開放的な空間に、芝生公園や休憩所、遊具広場等が配置されています。 子供から高齢の方まで、幅広い世代が寛げる居場所となれるよう、2か所ある公園入口には、利用ルールが掲載されていました。

初めてご利用の際には、是非ご確認下さい。

屋外の様子

平日10時過ぎに訪れると、既に園内は賑わっていました。

未就園児のご家族だけではなく、幼稚園や保育園の園児や先生方もいらっしゃいました。 園内に足を踏み入れると、「綺麗！広い！」と感嘆の声を上げた我が子達ですが、遊具が見えた瞬間、「すごーい！」と、一段とテンションが高くなりました。

お兄ちゃんである息子のお気に入りは、「複合遊具」です。

無料で利用できる公共の公園で、ここまで大きな遊具のある公園は珍しいと思います。 探せば探す程細工が見つかり、今回の利用だけでは、到底遊び尽くす事ができませんでした。

息子が遊び慣れた階段や滑り台、クライミングも、様々な種類の物があり、1つ終える度に、「次はどれにしよう…」と、きょろきょろしていました。また、ターザンロープや飛び石、ロープを使った遊具等もあり、見慣れない物に果敢に挑戦する息子の姿が印象的でした。息子の様子から、幼稚園以上の子供が楽しめる遊具だと感じました。

遊具の頂上は高さがあり、それぞれの仕掛けの難易度も様々です。お子様の年齢によっては、側で付き添う方が安心だと思います。実際、引率されていた先生方も、子供に合わせて、マンツーマンで付き添っていらっしゃいました。

私が興味を引かれたのは「ふわふわドーム」です。

トランポリンのような遊具が、公共の公園で好きなだけ楽しめるとは驚きです。 対象年齢が高めである事、時間制限や靴の着脱等ルールが定められていたため、ご利用の際には必ずご確認下さい。

初めて見たのは、「インクルーシブ遊具」です。

年齢や性別、身体能力等問わず遊べるブランコや遊具の事だそうです。一般的なブランコに加え、座る部分が円盤状のブランコやレーシングカーの運転席のようなブランコがありました。実物を見て「インクルーシブ」の意味がよく分かりました。

ブランコの隣には、外側からコーヒーカップのように回す事ができる遊具もありました。こちらは、コーヒーカップが好きな娘のお気に入りでした。 全体的には息子向けの遊具が多いですが、妹にあたる娘も楽しめたのが「乳幼児遊具エリア」です。

名前の通り、幼稚園入園前くらいの子供が楽しめる遊具があります。娘も、こちらの遊具では積極的に遊んでいました。大好きな滑り台を滑ったり、低い雲梯をよじ登ったり、動物の背中に乗ってゆらゆらしたり…。

砂場もある為、遊具で遊ぶ事が難しい子供も楽しめます。砂遊び後に手を洗える水道もがあるのは有難いです。

子供の気を引きやすい、可愛らしいひよこのデザインが素敵です。 「乳幼児遊具エリア」は柵で覆われている為、エリア分けされている安心感があり、体力がついてきた子供を安心して、思う存分遊ばせてあげられます。

公園の奥には、「健康遊具エリア」があります。

「幅広い世代が寛げる」というコンセプトにぴったりです。「健康遊具」と言うと、利用者の年齢層が高いイメージですが、子供の遊具の近くにあるので、子供の付き添いがてら体を動かしてみては如何でしょうか。私も次回は挑戦してみたいです。

まだ利用できませんでしたが、芝生が成長すれば、天然芝の「芝生公園」で、レジャーシートを広げてピクニックを楽しめます。

「芝生公園」の周囲には、周遊できる小道や和風庭園もあります。 「やまと公園」は、小田急線を間近で見られ、電車好きの子供には大変嬉しい公園です。我が子達も、乗り物が好きなので、度々「電車―！おーい！ばいばーい！」と手を振っています。その際オススメなのが、「テラス」です。

大階段状で、少し高い場所から公園の景色を眺めたり、座って休憩したりする事ができます。最上部まで上ると、高架を走る電車に目線がぐっと近付き、迫力があります。 スロープ等はありませんのでご注意下さい。また、椅子部分が汚れてしまわないように配慮しながら頂上を目指して下さいね。

テラスのお隣には自動販売機があります。

一休みのお供や水分補給に是非。 今回は利用しなかったのですが、他にもいくつか設備があります。

ほかにも、チョークで地面に絵を描く事ができる「らくがきコーナー」。 約6mの高さのある防球ネットが備わっている「ボール遊びエリア」。 暑くなる季節に活躍間違いなしな「ミスト」。 自転車置き場…。

どれも、魅力的です！

屋外の様子

「やまと公園」には、「プロキオン」と言う名の休憩所があります。

平屋建ての建物です。

建物内には、テーブルと椅子があり、飲食、読書、勉強などに利用できます。

窓に向かって設置されているテーブルには、電源もありました。フリーWi-fiも利用可能と言う事で、PCを持ち込み、お仕事をされている方もいらっしゃいました。広々とした公園を眺めながらの作業は捗りそうです。ただし、あくまでも公園の休憩所の為、静かな環境ではありません。

グループでのミーティングスペースとして利用されている方々もいらっしゃいました。予約不要でグループミーティングできる公共スペースは、意外と見つける事が難しい為、利用される方は多いと思います。また、一部の壁は鏡張りになっていました。今後、幅広い利用方法がありそうです。

驚いたのは、ベビーチェアがある事です。

子供と同じ目線で、一緒に休憩できます。 自動販売機やトイレは勿論、授乳室やキッズスペースも配置されていました。

左に写っているのが、キッズスペースです。残念ながら、現在は使用不可でした。

トイレは、男性用、女性用、多目的用がありました。多目的トイレには、一般的な設備の他、おむつ替えスペース、子供用の男性トイレも設置されていました。広さは、AB型のベビーカーを楽に動かせ、大人１人子供２人で入っても、楽々でした。

ただ、公園のトイレらしく、随所に砂汚れが目立ちました。利用者1人1人の、砂や汚れを持ち込まない配慮が必要だと、私も反省しました。

午前中訪れた際には、乳幼児や高齢の方々の利用がほとんどでしたが、夕方訪れると、公園の景色が一変していました。乳幼児はほとんどおらず、小学生以上の子供達が、本当に沢山利用していました。お子様の年齢に合わせて利用時間を考えた方が、より楽しく、安心、安全に利用できると思います。

公園遊びが楽しくなる季節となりました。新しく生まれ変わった「やまと公園」で、お子様と楽しんだり、一息ついてはいかがでしょうか。