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“不倫くらいして当然だ”…30代妻が衝撃を受けた「ヒモ夫の密会現場」【前編】

  • 2023.3.18

夫婦で事業を営んでいるるケースは珍しくないでしょう。明美さん(仮名)の場合は夫が「名ばかり社長」で、いわゆる“ヒモ夫”だったそう。そして、そんな夫の不倫が発覚したことから夫婦仲の危機を迎えます。メンタル心理カウンセラーの並木まきが、ヒモ夫の不倫を目撃した30代妻のエピソードをご紹介します。

結婚3年目に夫婦で独立! しかし夫は働かず……

明美さん夫婦は結婚3年目に、それまで働いていた会社を辞めて夫婦で会社を設立。夫とは仕事関係で知り合い、会社を起こして二人で頑張ればなんとか生活できるだけの収入が得られるだろう、という計画を立ててスタートしたそうです。しかし、いざ会社を始めた途端、予想外の展開に…。

「夫が社長を務める形で会社を始めたのですが、夫はまったく仕事をしてくれなくて。二人で必死に営業をしないと事業を軌道に乗せることができないのに、夫は出勤もせずに家でゲームをしているだけ。
全ての仕事を私に押し付けていることに文句を言うと、“君のほうが仕事ができるから”“僕がいないほうが商談がうまくいくと思う”などと屁理屈をこねて働こうとしません。
そんな夫を無理やり働かせるよりも、自分で動いてしまったほうが早かったので、自然と私メインで仕事をするように。夫は社長としての仕事すらせず、私が稼いだお金で生活をするようになっていきました」

ヒモ夫の不倫が発覚

あるとき、明美さんが予定よりも早く帰宅すると玄関に見慣れない靴があり、寝室から話し声が聞こえてきたそう。嫌な予感がしながら寝室のドアを開けると、夫が女性を連れ込んでいるところに遭遇。その場で問い詰めると、夫はすんなりと不倫を認めたそうです。

「夫は不倫を認めましたが、バツが悪かったのか“俺は社長なんだから不倫くらいして当然だ”“お前は妻かもしれないが俺の部下でもあるんだからつべこべ言うな”などと威勢のいいことを言って、不倫相手の前で虚勢を張り始めたんです。
話の流れからして、不倫相手には社長と言って見栄を張ってきたんだな、とピンときました」

その日は明美さんが不倫相手を説得して、帰ってもらったとのこと。不倫相手が帰った後に夫と話し合いをするも、明美さんに対する謝罪はなく「もうあの女性とは手を切るからうるさく言わなくてもいいだろう?」と開き直ってきたそうです。

「仕事もせずに不倫をしていることまでわかり、私は呆れるやら腹が立つやら。“手を切る”なんて偉そうに言っていたけれど、絶対すぐには別れないだろうなとも思いました。このまま夫を許すわけにはいかないと思いましたが、その日は夫には何も言わず、まずは不倫の証拠を集められるだけ集めてしかるべき制裁を下すことにしました」

時間とお金に余裕があると、不倫に走ってしまう男性もいるといわれています。明美さんのケースでは、妻のおかげで時間もお金も自由になった夫が大きな裏切り行為をしていたようです。不倫をしたことに謝罪すらしない夫に対して、「絶対に許せない」と妻が制裁を考えるのは極めて当然といえるでしょう。

©SunnyVMD/takasuu/gettyimages

文・並木まき

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