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気分も華やぐ春の彩り"春野菜と卵のキッシュ風グラタン"

  • 2023.3.18
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緑鮮やかな春野菜をグラタンに。ホワイトソースいらずだから気軽につくれます。具にソースにと卵が大活躍。春色の料理でテーブルも気分も華やぎます。塩味をつくる塩、醤油、味噌の3つを軸に、余分な調味料を省いた「これで決まり」の引き算料理を料理研究家の大庭英子さんに教えてもらいました。

気分も華やぐ春の彩り"春野菜と卵のキッシュ風グラタン"

■“春野菜と卵のキッシュ風グラタン”のつくり方

プチベールは平成2年に芽キャベツとケールを交配させてつくられた、アブラナ科の比較的新顔の野菜です。甘味があり、ほのかな苦味もあるのが特徴。緑はゆでるとさらに鮮やかに。


◇材料 (4~6人分)

グリーンアスパラガス:3本(85g)
そら豆:50g
プチベール:6個
新玉ねぎ:中1/2個
下ゆで用の塩:少々
ゆで卵:2個
★ 卵液:
・ 卵:2個
・ 味噌:大さじ1
・ 生クリーム:100ml
・ 胡椒:少々
ピザ用チーズ:60g


(1)下ごしらえ
アスパラガスは根元を2mmほど切り落とし、ピーラーで長さの1/2ほどの根元の部分の皮をむいて長さ3cmに切る。そら豆は薄皮をむく。プチベールは大きなものは縦半分に切る。玉ねぎは幅1.5cmのくし形に切る。ゆで卵は殻をむいて縦に6等分のくし形に切る。ボウルに卵を割りほぐし、味噌を加えて混ぜ、生クリーム、胡椒を加えて溶きのばし、万能漉し器で漉して卵液をつくる。

下ごしらえ
下ごしらえ

(2)野菜をゆでる
たっぷりの熱湯に塩を入れてアスパラガスを入れ、ひと煮立ちしたらザルに取り出し、そら豆、プチベールも同様に熱湯にさっと通してザルにあげる。

野菜をゆでる
野菜をゆでる

(3)耐熱容器に敷く
耐熱の器に野菜、ゆで卵を入れ、チーズを全体に散らす。

耐熱容器に敷く
耐熱容器に敷く

(4)焼く
卵液を全体に注ぎ、200℃に予熱したオーブンで10分ほど焼き、160℃に下げてさらに20~25分焼く。

焼く
焼く
完成
完成

――教える人

「大庭英子 料理研究家」

身近な食材を使い、特別な調味料を使うことなくつくるシンプルな料理は、圧倒的においしいと定評がある。和洋中を問わず、多くのカテゴリーのメニューを提案。その斬新なアイデアには目をみはるものがある。


※この記事の内容は、四季dancyu「春のレシピ」に掲載したものです。

文:中村裕子 写真:竹内章雄

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