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<16歳の母>「出産をあきらめたくない!」無事に出産を終えたママを見て、助産師の頼もしさを再確認

  • 2023.3.18

16歳で母になった少女の出産までの道のりを描いた「助産師が見た、奇跡の出産物語」。現役助産師が命の現場で見たリアルとは――。16歳の紗季さんは、別の高校に通う彼氏と交際中に妊娠していることが判明。病院で出会った助産師や患者さんと心を通わせながら、時に戸惑いながら母になっていく姿を追います。

突然破水した妊婦さんが安心安全な状態で出産できるようにと、全力で準備を整えていく助産師さんたち。そのおかげで女性は無事に出産を終えることができました。生まれたばかりのわが子を抱え笑顔になる母親の姿を見た助産師さんたちは、達成感を分かち合います。この出来事をきっかけに紗季さんに心境の変化が――。

紗季さんは出産を諦めてない?

生まれたばかりの我が子を抱えながら女性が「助産師さん、ありがとうございました」と感謝を伝えました。その言葉に助産師さんたちはうれしくなり、グッジョブサインを出し合ったあと緊張の糸がほぐれたのかその場にドサッと倒れ込みました。

今回の出産を経て、助産師という仕事は「並走」だと感じた新米助産師のおたんこさん。しんどくても痛くても、誰もママさんたちと代わってあげられることはできない。でも、その妊婦さんの横で「頑張れー!」と応援したり、辛いときは支えてあげたり……。無事に出産できるように、助産師がスムーズにタスキを繋げていかなくてはいけないと思ったそう。

無事に出産を終えたことは待合室で待機していた紗季さんの耳にも入ってきました。すると隣の女性が「出産って時と場所を選ばないんだから」と話しかけてきます。紗季さんは前のめりになってその女性に「出産に向けてお話聞きたいです」と言いました。

出産はいつどこで起きるかわからないもの。どんな状況でも、妊婦さんを不安にさせないように迅速な対応をしてくれる助産師さんたちは、とても心強い味方なのだとあらためて感じます。不安や心配なことはひとりで抱え込まずに、助産師さんに打ち明けてみるといいかもしれませんね。

作画/ふらみんこ


著者:マンガ家・イラストレーター おたんこ助産師

現役助産師、イラストレーター。日々出会う妊娠・出産・育児にまつわるエピソードをゆるい絵でわかりやすく漫画にしています。

ベビーカレンダー編集部

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