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キャンプのコーヒータイムが捗る!?ドリッパー・ミルの“ぴったり”集【奇跡のシンデレラフィット選手権vol.14】

  • 2023.3.18
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【奇跡のシンデレラフィット選手権】第14回は

ギアとギアの出会いが巻き起こす奇跡

「シンデレラフィット」とは、本来別々の用途で作られた道具が、偶然にもぴったりフィットすること。童話「シンデレラ」のガラスの靴が由来です。

自宅の収納で注目されることが多いシンデレラフィットですが、実はキャンプギアでもピッタリ気持ちよくハマる組み合わせが多発しています。愛用のギアたちを眺めている時に、直感のまま重ねてみたらフィットしたり、さまざまなギアの組み合わせを試行錯誤の末、ようやく至高のコンビに辿り着いたり…。

そんなシンデレラフィットの魅力をひも解くべく、毎月15日に配信している連載企画「奇跡のシンデレラフィット選手権」。インスタグラムで「#シンデレラフィット」とタグの付いた投稿の中から、思わずマネしたくなるキャンプギアの組み合わせを紹介します。

アウトドアコーヒーを、スマートに楽しみたい!

食後の一杯。目覚めの一杯。焚き火を眺めながらの一杯。キャンプにコーヒーが欠かせないという人も多いのではないでしょうか。豆からこだわって淹れた一杯の味わい深さは格別ですが、コーヒーミルやドリッパーなど、細々としたギアが多くなってしまうのはやや難点。今回は、コーヒーセットの収納問題を解決する技ありシンデレラフィット術を紹介します。

ミルもドリッパーもフィルターも、賢く持ち運ぶ!

カリタ・ウェーブフィルター×セリア・ツイストケース

コーヒーアイテムの中でも特に気を遣うのが、コーヒーフィルターの保存ではないでしょうか。紙で出来たフィルターは、湿気や臭いを吸収しやすく、コーヒーの味にも大きな影響を及ぼします。食材の近くにフィルターをむき出しで置いていたら、食材の風味が淹れたコーヒーに移っていた、なんてことも…。

紹介するシンデレラフィットの発案者は、@kaokao_522さん。愛用しているのは、代表的なコーヒー機器メーカー・カリタの人気商品、「ウェーブフィルター」です。12のウェーブを持つフィルターは、ドリッパーとの接触面が少ないことから、スムーズにコーヒーを抽出することが可能。

そんなウェーブフィルターの収納に持ってこいだったのが、セリア「ツイストケース」です。専用の保存容器よりもコスパが良く、1~2人用と2~4人用のフィルターがそれぞれ100枚入ります。

今後はシールを貼って、おしゃれにカスタムすることも考えているんだとか!「ポリプロピレン製なので、火の近くに置かないよう注意してください」と教えてくれました。

Kalita (カリタ) コーヒーフィルター ウェーブシリーズ ホワイト 1~2人用 50枚入り

【基本情報】
製品サイズ:11.94 x 9.4 x 6.86 cm
重さ:52g
素材:紙

プリムス・クッカー×ハリオ・V60

海外でもそのクオリティの高さが認められている、日本発コーヒー機器メーカー、ハリオ。ベストセラードリッパーである「V60」は、円すい形で注がれたお湯がコーヒー粉に長く触れるため、多くのうまみを引き出すことができます。

愛用者の@sanpaddy1682さんは、キャンプでもV60でコーヒーを淹れたいと思い立ったんだとか。撤収の際、持参していたプリムスのクッカーに何気なく入れてみたところ、シンデレラフィットすることを発見しました。汚したくないドリッパーが、汚れにくいクッカーの中に収まるのがお気に入りのポイント!

@sanpaddy1682さんが使っているV60はプラスチック製のものなので、陶器製のものを使っている人はサイズを要確認。クッカーのコーティングが剥がれないよう、注意する必要があります。

HARIO (ハリオ) V60 透過 コーヒードリッパー

【基本情報】
サイズ: 11x12.19x12.5cm
重さ:110 g
素材: 本体/AS樹脂 スプーン/ポリプロピレン

1.5合炊きメスティン×100均・コーヒーミル

日常的にツーリングや自転車キャンプを楽しんでいるという@raremetal_headさん。自転車で運べる荷物には限りが有り、装備の軽量化・コンパクト化は必須でした。

そこでアウトドアコーヒーを楽しむために目を付けたのが、メスティン。コーヒーギアの1つであるケトルは、基本的に湯沸かしにしか使えないため、汎用性の高いメスティンで代用することを思いついたのです。
ドリップの際に重要な注ぎ口を自作したものが、こちら。

制作費は220円。100円ショップで購入したシリコン製の注ぎ口を、はさみとカッターでメスティンに合わせて加工しています。メスティンをケトルに早変わりさせる、オリジナルの注ぎ口ができました。

同じく100均ショップで見つけたのが、1.5合炊きのメスティンにぴったり収まるコーヒーミル(550円)。持ち手が折りたたみ式になっているため、シリコン製注ぎ口と合わせて完璧なスタッキングをすることができます。最低限のコンパクトな装備で、豆を挽く行為から楽しめるなんて最高!

シンデレラフィットを駆使することで、日帰りツーリング先でも本格的なドリップコーヒーが楽しめるようになるなど、「遊びの幅が広がること」が嬉しいと話してくれました。

次回のシンデレラフィットは4月15日配信!

手間と時間をかけてこだわるほど、味わい深くなるコーヒー。アウトドアでも味に妥協せず、おいしいコーヒーを淹れるための収納アイデアがたくさんあります。「ハードルが高いなあ…」と感じている方にこそ試して欲しい、アウトドアコーヒーのシンデレラフィット集でした!

次回の「奇跡のシンデレラフィット選手権」は、2023年4月15日(土)に配信予定。とっておきのアイデアを思いついたら、ぜひインスタグラムで「#シンデレラフィット」のタグをつけて教えてください!

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