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飲み会はもう不要?コロナ禍でわかった職場の「なくて良いもの」ベスト3

  • 2023.3.18

コロナ禍による外出自粛で会食や飲み会の機会が大きく減りました。では「飲みにケーション」と呼ばれる「職場関係の飲み会」への考えはどのように変化したのでしょうか。

キリンホールディングス株式会社が2021年4月に公表したアンケートをもとに、多くの人が職場において「なくて良いもの」と考える飲み会トップ3をお伝えします。

■職場の「なくて良いもの」ベスト3

●3位:新年会

3位は回答者の約半数を占めた「新年会」です。お正月明けに開催される新年会は、「なくて良い」と思う人が多いようです。

アンケートへの回答からは、「忘年会の直後だからたいして盛り上がらない」「新年はゆっくりしたい」「仕事が忙しい」といった理由から、新年会は必要ないと考える人が多いことがうかがえます。 (出典:キリンホールディングス)

確かに新年会は忘年会の直後ですし、仕事始めで忙しい時期と重なります。また、正月明けは食べ過ぎによる胃腸の不調や親戚づきあいなどによる疲労が生じやすい時期でもあります。

そんな中で行う新年会はなくても良いのでは?と考える人が多いのは無理もないでしょう。

●2位:会社の定期飲み会

2位は「会社の定期飲み会」です。この項目の回答率は全体の6割以上となっています。

その理由としては、「アルハラ防止になる」という意見が見られるほか、「(飲み会が)業務の延長に思える」「会社の人に気を遣う」といった内容の回答が寄せられています。(出典:キリンホールディングス)

それらの回答から、会社の飲み会では、パワハラの延長となるアルハラに困っている人が多い様子が見受けられます。また、若い世代を中心にオンとオフを明確に分けたいという理由から会社の定期飲み会はなくて良いと考える人も多いようです。

最近は「会社の飲み会は不要」と考え始めた企業も増えているようです。実際、送別会や歓迎会などは就業中のランチタイムに行うなど、就業時間外の飲み会を廃止する企業も出てきています。

●1位:取引先との接待

1位は「取引先との接待」でした。こちらも全体の6割を超える人が「なくて良い」と考えているようです。

その理由として「取引先に気を遣う」「もともと接待は必要ないのでは?」「接待がなくても取引先との関係性は築ける」などが挙げられます。(出典:キリンホールディングス)

取引先との接待は商慣習の一つであり、取引先との関係性を築くうえで重要視されてきました。しかしコロナ禍によって接待の機会が失われたのを機に、人々の接待に対する考えが変わってきたようです。

今後はランチなど新たな形態の接待が増えたり、接待そのものが減ったりする可能性も高いでしょう。

文・fuelle編集部

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