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AIに仕事が奪われる?今後なくなると言われる職業・残る職業まとめ

  • 2023.3.18
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AI(人工知能)の発達で、なくなると予測されている仕事の範囲が広がっています。これから働く仕事を考えるなら、なくなってしまう仕事を選ぶのは避けたいものです。

では、AIが発達しても残っていく職業には、どういったものがあるのでしょうか。今回は、今後なくなると言われている職業と、今後もなくならないと考えられる職業をそれぞれご紹介します。

■今後なくなると見込まれている職業5つ

●「バス、タクシー、電車」の運転手

今後なくなるだろうと言われている仕事の筆頭は、「バス、タクシー、電車」の運転手です。神戸新交通ポートライナーや東京臨海新交通臨海線ゆりかもめなど、すでに無人運転している路線もあります。

大型バスや小型自動車の自動運転も各地で実証実験が進んでおり、将来的には多くの公共交通機関が自動運転に置き換わっていくと考えられています。

●小売業の店員

「小売業の店員」も、今後大きく減少すると考えられています。すでに、首都圏ではセルフレジやウォークスルー決済、防犯システムなどによるコンビニの無人化が進んでいます。この動きはじわじわと浸透していきそうです。

●建設現場や工場の作業員

建設現場や工場の作業員は、単純作業や検品のできるロボットに置き換わりつつあります。現場を運営するために求められる人員は、今後ますます減少していくことでしょう。

●銀行員

銀行員もまた、AIの進化やキャッシュレス決済の広がり、フィンテックの発達により、今後はなくなってしまうのではないかと考えられている仕事です。

●ライター

今、Chat GPTが話題ですが、大量かつ速報性の高いニュースのような記事はAIによる自動化が進んでいるため、ライターも今後、多くの仕事がなくなる可能性があります。

■AIが発達してもなくならない職業3つ

●臨機応変さが求められる医師や看護師

医療分野では、診断やカルテ作成などにAI技術が導入されています。AIは、人間とは違って先入観を持たないため、客観的な診断ができるなどメリットも大きいのです。

しかし医療現場では、患者の急な容態の変化や精神状態を把握して臨機応変に対応する必要があります。また、精神面のケアが必要な精神疾患の治療は、AIが苦手とする分野です。

●コミュニケーション力が求められる介護士

介護士の負担軽減のために、介護現場でもAIやロボット技術が導入されています。しかし、すべての作業をAIやロボットが行うことはできないでしょう。

介護士の仕事には、要介護者の身の回りの世話だけでなく、会話を楽しんだりリハビリの際に声をかけたりなど、心のこもった精神面のサポートも含まれます。AIやロボットでは、こういった精神面に寄り添うことが難しいため、介護士も今後残る職業だと言われています。

●子どもの人格形成にも影響する教師や保育士

教師や保育士は、子どもの気持ちに寄り添い、子ども一人ひとりの性格や適正を判断しながら指導しなければなりません。

幼少期や青年期というのは、大人への成長過程であり、人格形成にもっとも影響を与える期間でもあります。また、AIによる教育では、自分で考えて行動する力である非認知能力を伸ばすのは難しいでしょう。

■技術の進化により働き方が大きく変わる

今後も技術の進化により働き方は大きく変わっていくでしょう。仕事を選ぶ際は、収入面だけでなく、先々のことを考えて、将来的に続けていけるかどうかという点も考慮する必要があります。より良い仕事を見つけ、明るい将来をつかみとってくださいね。

文・fuelle編集部

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