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何気ない料理に大切なのは愛!キャベツと豚バラ|細川芙美のおうちレシピ、よそいきレシピ

  • 2023.3.17

フードデザイナー・細川芙美さんの連載がリニューアル!今日は自分のために作る日、今日は誰かのために作る日…。「誰が食べる」をテーマに、同じ食材を使って2パターンのレシピを紹介します。

今回のテーマ食材:キャベツ、豚バラ(山芋)

よそいきだからって贅沢な食材を使わなきゃなんてことはなく、大切にしたいのは食べてもらう人がどう喜ぶかどうか。そして、おうちレシピは自分自身もお客様。今回は、キャベツと豚バラに山芋をプラスした、うちよそレシピをご紹介します!

【おうちレシピ】3STEPで完成!豚バラキャベツのぶっかけとろろ

材料(2人分)
豚バラ肉…100g
キャベツ…170g
青ねぎ…2本
にんにく…1片
山芋…120g
ご飯…お茶碗2杯分
かつお節…ひとつまみ
薄口醤油…適量
刻みのり…お好みの量
白ごま…お好みの量

STEP1:食材を切る

くし形に切ればサイズが揃いやすい。
小口切りに。
すりおろしておく。

【1】豚バラは3cm幅に切り、キャベツはざく切り、青ねぎは小口切り、にんにくは薄切りにする。山芋もおろしておく。

STEP2:ご飯にちょっとのひと手間。料理してる感は大切です

洗い物最小限!
お好みでごま油なんて入れても良さそう。

【2】お皿にご飯を盛り、かつお節と青ねぎ、薄口醤油小さじ1/2を加えたら混ぜ合わせる。

STEP3:焼く

焼き色がつくまで。
キャベツも少し焦がす。
ご飯の上へ。

【3】フライパンににんにくを入れて中火にかけ、豚バラを入れたら強火に。キャベツを入れ、焦げ目がついたら仕上げに醤油小さじ2を加える。火を止め、ご飯にのせて。

「豚バラキャベツのぶっかけとろろ」の完成

仕上げにとろろをかけ、刻みのり、白ごまを散らして完成!納豆、卵があればご自由に人目を気にせず大胆に食べられる丼ものは、おうちごはん殿堂入り。ぶっかけとろろで、より大胆に食べざるを得ない。“素直に食べる”を楽しめるよう、今日は自分の食欲を解放してあげて。

【よそいきレシピ】4STEPで完成!取り分けやすい、お好み焼き

材料(2〜4人分)
小麦粉…50g
山芋…50g
白だし…小さじ1­­­
キャベツ…240g
青ねぎ…4本
天かす…大さじ2
紅生姜…15g
卵…1個
サラダ油…適量
豚バラ肉…60g
かつお節…ひとつまみ
中濃ソース…大さじ5

からしマヨネーズ
マヨネーズ…大さじ4
からし…小さじ1/2

※細川MEMO
遠慮の塊が生まれないように、食べる人数分で分割!トッピングも中にいれてより食べやすく。気を遣わず食べられれば、会話も弾みます。

STEP1:生地の下準備

すりおろすときは指に注意。
白だしが便利!なければめんつゆでも。
ざっくり混ぜておく。

【1】ボウルに水80cc(分量外)を入れ、小麦粉、おろした山芋、白だしを入れてよく混ぜる。

STEP2:繊細に切る、大胆に混ぜる!

ざくざくとした食感の下半分を使う。
長くなりすぎないよう回しながら切ること。
そのほかの材料が揃ったら…。
空気を入れるイメージで一気に混ぜる。

【2】キャベツは千切り、青ねぎは小口切りにして、1のボウルに入れる。天かす、紅生姜、卵を加え、大きくかき混ぜる。

STEP3:焼き色はしっかり!いつものトッピングを今日は隠し味で

トッピングのかつお節は中に入れてしまいます。
かつお節をフタするように。
縁が固まって焼き色がついたら返す。
しっかり黄金色。

【3】フライパンにサラダ油を引き、豚バラをのせたら強火に。かつお節をのせ、2の生地をかぶせたら丸く広げる。弱火にして5分焼いたらひっくり返す(焼き色をつけること)。フタをして、さらに5分蒸し焼きにする。

STEP4:3層仕立てのスマートなソース

先にマヨネーズをのばして。
ソースをかけたら。
スプーンの背で円をかいてマーブルに。
お皿に移したら。
炒めた香ばしいソースをもういっちょ!

【4】フタを開けたらもう一度ひっくり返し、からしマヨネーズ、中濃ソースの順でマーブル状にのばしたら、お皿に移す。フライパンで中濃ソース(分量外:大さじ2)を炒め、お皿に移したお好み焼きにかけたら、再び円を描くようにのばしていく。

「取り分けやすい、お好み焼き」の完成

ホットプレートなどを使って卓上で作れば、ソースを塗るプレゼンテーションができるので、追いソースをして、熱いこだわりを伝えられて盛り上がる!そして、上にのせるかつお節を中に入れ、マヨネーズを均一にのばしておくことで、より口に運びやすくなるポイントも。話が盛り上がるであろう大切な日に、食べやすいお好み焼きという選択肢。各々が足並みを揃えて食べやすいメニューですよね。多分、お好み焼きって愛でしかないのかもしれない。

ロケ弁ブランドをはじめ、レシピ提供やメニューのプロデュースも手がける。著書『#ひとりじめ飯』(光文社)が発売中。Instagram:@humihosokawa

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