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「敵を見るような」次女の教室に行って妻と目が合うと冷たい視線を向けられ

  • 2023.3.17

ごく普通の家庭だと思っていた夫。それがある日、他人からは決して見ることができない地獄を見ることに……。しっかり者の妻に感謝している夫・勇気。しかし、そんな妻が離婚を考えているのでは? と疑心暗鬼になったころ、1カ月の出張へ。そして、浮気疑惑を晴らすために内緒で帰省した際、男と一緒にいる妻を目撃。しかし、証拠がないため妻はしらを切り通し、最終的には勇気を完全に無視するように。参観日も夫婦バラバラで参加するのですが、次女の教室に向かった勇気を待ち受けていたのは……。

妻との関係修復に努める勇気とは反対に、妻は態度を硬化させ勇気を無視するように。子どもたちの参観日さえも聞かされてなかった勇気ですが、それをとがめても妻の態度に変化はありませんでした。結局、妻とは別々に勇気は娘たちの参観日に参加します。

学校に着くと、知り合いの奥さんに話しかけられます。妻と一緒でないことを問われ適当に誤魔化しますが、自分の置かれた現状に胸を痛めます。そして、次女の教室に向かった勇気ですが……。

妻に冷たい視線を向けられて

子どもたちの参観日に、妻とは別々に参加した勇気。

4年生の次女の教室をのぞくと、次女が自分に気付いたので手を振ります。しかし、次女の席の後方に立っていた妻が勇気の存在に気付いたとき、戦慄(せんりつ)が走ります。

妻は勇気に、敵を見るような、冷たい視線を向けていたのです……。

勇気は妻に話しかけようとしますが、それを許さない空気が彼女の周りを支配しているようでした。授業が終わると、そこでまた別の保護者に声をかけられます。

「いいですね! 夫婦で参加できて〜。うらやましいわ」

妻の様子が気になり世間話ではなかったが、彼女との世間話に付き合っている間に、妻は早足に立ち去ってしまいます。ようやく解放され、妻を探す勇気。結局、妻も娘たちもすでに帰っていました

もう、怒りという感情は湧かず、「虚しさ」しかありませんでした。そしてこの虚しさは、言葉では伝えらないほどのものでした。

次女の教室で妻と目が合った勇気は、敵を見るような視線を向けられてしまいました。そんな雰囲気では、話しかけることも難しいですよね。なんとなく、次女も両親のよくない空気を感じ取っているようで、それも気になります。理由はどうであれ、妻の一方的な言動のせいで子どもたちまで巻き込まれているのは、やっぱり良くないですよね。

※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。

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著者:マンガ家・イラストレーター ガマ太郎

ブロガー。壮絶な離婚を経て、再婚し、人生2週目に入っている。離婚経験を役立ててほしい一心でブログを開設。作画は妻のもこが担当。

ベビーカレンダー/ウーマンカレンダー編集室

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