優しくて尽くしてくれる人だったのに…｜モラハラ彼氏と別れたい　悪いのは私なの？

主人公・チリツモルは長く付き合っている彼氏・マサキがいました。しかし、チリさんへの冷たい言動の数々に、つい他の人と自分たちの関係を比べてしまいます。そして迎えたチリさんの誕生日。連絡しても返信はなく、おめでとうの一言もないマサキにチリさんは3年前、友人の紹介でマサキに出会った当初のことを思い出していました。マメに毎日届くメッセージ、優しくて尽くしてくれる姿に好感を持ち、付き合うことになった2人。しかし、いざ付き合いだすとマサキは変わってしまったのです…。この記事では、チリツモルさんによる漫画作品『モラハラ彼氏と別れたい 悪いのは私なの？』電子書籍をご紹介する、試し読み企画をお送りします。※本記事は『モラハラ彼氏と別れたい 悪いのは私なの？』から一部抜粋・編集しました。

チリさんの誕生日にも関わらず、お祝いの言葉も何もなく翌日に「忘れてた」とだけ返信をしてきたマサキ。一方で同じチームの星さんは誕生日を覚えていてくれて、お祝いのメッセージを送ってくれました。同僚のカオリはマサキと星さんの対応の違いに驚きを隠せなかったようですね。

マサキと出会い、付き合うまでのことを思い返してみたチリさん。友人の紹介ではじめはメッセージだけのやり取りでしたが、毎日マメに送ってきてくれて優しさにあふれていたようです。会ってみても優しく、尽くしてくれる人だと思ったチリさんはマサキと付き合うことに。しかし、付き合った途端にマサキは本性をあらわしました。あんなにマメに来ていた連絡がパッタリとなくなり、さすがにチリさんも焦りますよね。

付き合う前は、モラハラ男を見抜けない？

マサキと出会ったころのことを振り返ってみたチリさん。付き合うまでのマサキは優しく、マメで尽くしてくれるタイプのように見えました。しかし、実際に付き合ってみると豹変し、その本性を表してきたようです。付き合うまでの間に相手のことをいろいろと知る時間はたっぷりあったと思います。しかし、モラハラかどうかを見抜くのはかなり難しいことですよね。

違和感を覚えたり、おかしいと思ったらすぐに別れるなり離れられればいいのですが、そう簡単に気持ちを整理することはできないのでしょう。依存とまではいかなくとも、優しい時の姿が頭に浮かび「この人しかいない」とつい思ってしまうのかもしれません。

そんなときこそ、客観的に2人の関係を見てくれる友人などの存在がいるといいですね。自分を追い詰めるモラハラ彼氏だと気付いたら、早く逃げて自分の心、体を守ることが大切です。

『モラハラ彼氏と別れたい 悪いのは私なの？』電子書籍も発売中

モラハラ彼氏と別れたい 悪いのは私なの？

￥1,100〜（楽天市場）

著者：チリツモル
出版：KADOKAWA

モラハラ彼氏に振り回されるのは、私のせいなの？
チリには付き合って長い彼氏がいて、同僚からは彼氏がいることを羨ましがられる毎日。でも実は…彼氏はモラハラ気質な男だった！ デートは彼の都合に合わせるのは当たり前。常に上から目線で話され、都合のいい時だけ優しい。どんな悩みもさも自分が悪いように諭され、言い返せない。それでも、付き合ったばかりの頃の優しい姿や、彼を失ったら一人になってしまうかも…という自己肯定感の低さから、なかなか別れることができなくて…。そんな中、新たに入社した会社で気遣ってくれる星くんに出会い…!?

著者：チリツモル
--------------------------

著者：こびと