カリフォルニアで過ごす、おいしいワイン時間。【Robert Mondavi Winery編】

とっておきのワイン＆フードが待っている！

モンダヴィを知ることは、カリフォルニアワインを知ること。

ロバート・モンダヴィ。カリフォルニアワイン好きでなくとも彼の名前を聞いたことがあるだろう。カリフォルニアワインの品質を世界基準まで押し上げ数々の伝説を残し"カリフォルニアワインの父"と呼ばれる、ここロバート・モンダヴィ ワイナリーの創業者である。

彼のワイン哲学は｢ワインは食事と芸術を祝福する。ワインは素晴らしき人生の一部である｣と、いたってシンプル。母親の作るおいしい料理とワインーそんな彼の家庭環境が影響したのか、ワインのあるライフスタイルの素晴らしさを提案し続けた。

1968年には、辛口のソーヴィニヨン・ブランを発表し新風を巻き起こす。当時、ソーヴィニヨン・ブランといえば甘口が定番。そんななか、彼は食事とともに楽しめる辛口ワインを提唱し大ヒット。また当時、著名なレストランが少なかったナパで、ワインを素晴らしい食事と一緒に楽しんでもらいたいという思いから、ワイナリーに著名なシェフを招く料理イベント「グレート・シェフ・プログラム」を開始する。ほかにも、アメリカにワイン文化を根付かせるため、ワイナリー設立直後から一般向けのツアーやテイスティングを企画するなど、ワインの知識と楽しみ方を広く伝えることの一翼を担った。ナパの畑の見学や美しいセラーを堪能するツアーは現在も続き、年間を通して世界中から来訪者が絶えない。