このままじゃ、耐えられない！｜夜泣きに泣かされて

育児が始まって、1番つらいことをあげるとしたら「寝不足」は必ずトップインするのではないでしょうか。眠るのが上手な赤ちゃんでも、夜間の授乳はあります。産後、心身ともに変化に戸惑っているなか、ママを劇的に悪い方へ変えてしまう寝不足。そしてそんなママをさらに追い詰めるのが「夜泣き」です。ぽぽ。(@popo_baby0104)さんが描く夜泣きについてのエピソード漫画をごらんください。

出産後、ぽぽさんは赤ちゃんが産まれて幸せにしている自分とは、かけ離れていることに気づきます。小さなか弱い赤ちゃんを守れるか不安で仕方なかったのです。


そして退院後、里帰りして始まった育児ですが、家族に囲まれていても、ぽぽさんは赤ちゃんと自分が取り残されているような孤独感を覚えるのでした。

赤ちゃんって寝ていることが多いイメージもあると思いますが、実際は眠ることが上手な赤ちゃん、苦手な赤ちゃんがいると思います。


上手に眠れるようになるまで、自然に待っているとママが持ちませんよね。ぽぽさんが見つけた「ねんトレ」が夜泣きの救いになると良いのですが。

産後の心の不調は1人で抱えないで

ぽぽ。さんのように産後、子育ての悩みからうつ状態になったり、心身に異変が出たりする方はいるでしょう。そんなとき、自分の心の声に耳をかたむけられていますか？

つい「私のことは後でいい」「みんな疲れているから言い出しにくい」と思ってしまうかもしれませんが、相談・受診をちゅうちょする必要はありません。

親になったからといって無敵になるわけではないのですから、忙しさや疲れで体調を崩すのは当然。そしてそのケアも当たり前に必要なのです。身近につらさを打ち明けられる相手がいるなら、抱え込まずに打ち明けましょう。

ぽぽ。さんのように身近な家族に言いにくいときには、産後の女性のケアをしてくれる自治体や民間の窓口を頼ったり、病院に相談したりする手もあります。厚生労働省は24時間悩み相談を受け付ける相談窓口などを紹介するウェブサイト「まもろうよ こころ」を開設しています。電話のほか、SNSでも相談できる窓口があります。

あなたにとって子どもや家族が大切な存在であるように、子どもや家族にとってもあなたは大切な存在です。自分をねぎらい、ケアすることにちゅうちょせず、自分自身を大切にしてくださいね。本作『夜泣きに泣かされて』はKindle版書籍で読むこともできます。(kindle版を読む方法は、著者・ぽぽ。さんのインスタグラムで紹介されています)

著者：ume