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「ラクな子って言わないで!」3人育てた母の発言が、だんだんとストレスに…爆発して反論した結果!?

  • 2023.3.14

長女は、子育てする上で「ラクな子」かと言われれば、確かにそうなのかもしれません。でも、長女を育てている私本人が「ラクな子」と言うのはわかるけれど、育てていない母に「ラクな子」と何回も言われることにモヤモヤ……。何度も、長女のことを「ラクな子」と言ってくる母に、反論してみた話です。

初めての育児でいっぱいいっぱい

20歳で出産し、その後シングルマザーとなった私。長女が2歳を過ぎるころまでは実家に同居させてもらっていて、父方の祖母、両親、妹と一緒に暮らしていました。初めての育児に、いっぱいいっぱいの毎日。若くして出産したので、育児に関する悩みを共有できる友だちはおらず、私は密かに孤独を感じていました。

まず、苦労したのは母乳のことです。自分自身、母乳で育てたい気持ちが強かったので頑張りましたが、授乳のたびに乳頭が痛いし、乳頭が切れて水ぶくれにもなるし、夜間は頻回授乳やうんちの背中漏れ……と、とにかく日々を過ごすことだけで精いっぱいでした。

同居の母からの声かけにモヤモヤ!

長女はあまり夜泣きせず、生後2カ月のころから夜通し寝る子でしたし、人見知りもそれほどなく、離乳食の好き嫌いもあまりありませんでした。

そんな長女の様子を見た母から、事あるごとに「〇〇(長女)は、手のかからないラクな子だね」と言われる日々。「3人の子どもを産み育ててきた母にとってはそうかもしれないけど、私は私で育児の悩みだってあるのになぁ」と思っていました。

なかなか寝ない長女。それでも母は…

長女が生後10カ月のころ、とても苦労したのが夜の寝かしつけでした。夜に長女を寝室に連れて行くと、抱っこでないと泣き叫び、ひどいときは2時間以上も抱っこして寝かしつけていました。さらに、その時期になると夜泣きもあり、夜に1時間以上、泣き続けることもしばしば。

ある日、長女が機嫌良くひとり遊びをしている様子を見た母に「〇〇はラクな子だから、ママも余裕持って生活できていいね」と言われ、ついに私は、「ラクな子、ラクな子って言わないで。私にとっては初めての子育てで必死だし、寝かしつけが大変とか、悩みだってあるの!」と反論してしまいました。母は少しびっくりした様子でしたが、「そんなに何回も言ったつもりはないんだよ。ごめんね」と謝ってくれました。

3人の子どもを育て上げた母にとって、長女は“手がかからないラクな子”だったのかもしれません。ですが、私にとっては初めての子育てで、毎日いっぱいいっぱいだったので、「ラクな子」と言われることが、だんだんとストレスになっていきました。私が母に反論してからは、長女のことを「ラクな子」とは言わなくなり、私に寄り添ってくれる声かけも多くなったので、思いきって反論してよかったと思っています。

作画/キヨ


著者:吉川 みきな

14歳女の子と4歳男の子、0歳の年の差兄弟を育てている母。反抗期の娘とイヤイヤ期の息子の育児に日々奮闘中。上の子を出産後に大学に通い、看護師の資格を取得。現在は看護師としてパート勤務をしている。

ベビーカレンダー編集部

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