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【静岡市清水区】本物の金庫がオブジェ!銀行をリノベしたCafe OEC

  • 2023.3.14

こんにちは、風そよぐです。 今回紹介するのは清水区の次郎長通りにある「Cafe OEC」。落ち着いた雰囲気で、ゆっくり過ごしたい時に行きたいお店です。

美濃輪稲荷神社の鳥居が目印
出典:リビング静岡Web

お店は美濃輪稲荷神社の赤鳥居の左手

次郎長通りにある赤鳥居をくぐると、右手に美濃輪稲荷神社があります。県内最高位の稲荷神社だそうで、賽銭箱の横にはお揚げ奉納所もあります。そんな美濃輪稲荷神社の赤鳥居の隣にあるのが、築90年ほどの銀行をリノベーションした「Cafe OEC」。

デザイン事務所「アトリエOEC」の大石さんご夫婦は、銀行の建物の横にある倉庫でマーケットを開催したり、スイーツやドリンク、軽食を提供したりしていました。並行して銀行を家族でセルフリノベーションしていたそうです。4年かけて、ついに完成! 2022年10月に「Cafe OEC」をオープンしました。もともと、マーケットで提供していたドリンク、軽食に加え、食事メニューも登場。

野菜たっぷりの食事メニュー
出典:リビング静岡Web

野菜たっぷりひき肉カレー(サラダ付き)。料理の彩りもお皿も美しい

出典:リビング静岡Web

豆のピリ辛トマトスープ(グラタン・サラダ付き)。こちらも野菜たっぷり。黒いお皿に料理が映える

食事メニューは、マーケットに野菜を届けている農園の野菜をふんだん使っているのが特徴です。「野菜たっぷりひき肉カレー」は、スパイスが効いたルウで、彩り豊かな野菜を使った副菜が食欲をそそります。カレーがのったお皿も味わい深くて、料理を引き立てます。 豆と野菜を煮込んだ「豆のピリ辛トマトスープ」は優しい味に、ほんのり辛味がプラスされて、これまた食欲がわく一品。取っ手が特徴的な器は手触りがよく、このスープのために作ったのでは?と思うほど。

季節のデザートも魅力
出典:リビング静岡Web

くるみとシナモンのトッピングがOEC風

出典:リビング静岡Web

チャイミルクのかき氷。トッピングはタピオカ!

出典:リビング静岡Web

ご近所のChikage Coffeeのコーヒー豆を使用

マーケットで提供していたデザートはそのままメニューに残りました。定番はスコーン。冬はお汁粉、夏はかき氷が登場します。お汁粉はなんと、くるみとシナモンがトッピング! 意外な組み合わせですが、のせないと物足りなく思うほどよく合います! バニラアイスとしば漬けが箸休めに。かき氷は茶碗サイズの器にこんもり。このサイズ感がちょうどよいのです。器も味わいがあります。

大型金庫がでーんと構える店内
出典:リビング静岡Web

右手にあるのが、旧銀行時代からの金庫

出典:リビング静岡Web

店内は広々

天井が高く、開放感のある店内で、ひときわ目立つのが大型金庫! あまりに重くて撤去できないので、そのままオブジェになったそうです。開かずの金庫だったのが、あるテレビ番組の企画で解錠したとか。金銀は入っていなかったけれど、開いた金庫はそのまま食器棚として活用しているそうです。

銀行のカウンターは、そのままカウンターに。2人がけ、数人がけのテーブルもあり、お一人様でもグループでも。家族連れもいました。開放感があるから他のお客様がいてもお互い気にならず、のんびりゆったりできるのがうれしい。

OECマーケット、作陶展にも注目
出典:リビング静岡Web

ある日のマーケットで得た戦利品

Cafe OECでは、カフェのオープン後も、OECマーケットは継続。採れたて野菜、手作り焼き菓子やお総菜などが並びます。野菜は飛ぶように売れて行くので、開店を目指して行くのがおすすめ。マーケットで人気の手作りジャムや焼き菓子は、店内でも販売しています。

店内で使われている器があまりにも素敵で、そのことを店主の大石さんに伝えたら、「ありがたいことに、たくさんの人にそう言っていただいて、ときどき作家さんの展示会を開催しているんです」とのこと。カフェ、マーケット、展示会、それぞれ楽しめるCafe OECに、ぜひ足を運んでみてください。

Cafe OEC 静岡市清水区松井町12-1 営業日時/木~日曜日、11:00~18:00 TEL/054(352)8221 駐車場/美濃輪稲荷神社内にあり 不定休(詳細はインスタグラム参照) インスタグラム/cafe OEC

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