1. トップ
  2. グルメ
  3. 【ホテルニューグランド・実食レポ】桜×抹茶のスイーツが彩る「春のアフタヌーンティー」を港町・横浜のクラシックホテルで優雅に。2023年4月30日(日)まで!

【ホテルニューグランド・実食レポ】桜×抹茶のスイーツが彩る「春のアフタヌーンティー」を港町・横浜のクラシックホテルで優雅に。2023年4月30日(日)まで!

  • 2023.3.13

英国の上流階級にルーツがあるといわれるアフタヌーンティー。その優雅な雰囲気を味わうのにぴったりなのが、クラシックホテルの空間です。横浜・山下公園の正面にある「ホテルニューグランド」では、2023年4月30日(日)まで「春のアフタヌーンティー」を提供。ロビーラウンジ「ラ・テラス」で、可憐で優しいピンク色や爽やかな新緑が彩る品格あるアフタヌーンティーが楽しめます。

横浜で重厚感あふれるクラシックホテルの雰囲気に浸る

るるぶ&more.編集部

ホテルニューグランドは、昭和2年(1927)に開業し、今も当時のままの姿を残すクラシックホテルとして有名です。
横浜・山下公園のすぐ前に立ち、ヨーロピアン調の落ち着いた外観の本館から中に入ると、タイル張りの大階段が現れ、2階ロビーへと通じます。
さまざまな映画やドラマのロケ地として使われ、このホテルを訪れる誰もが一度は写真を撮りたくなるフォトスポットです。

るるぶ&more.編集部

大階段を上がったところに広がる本館2階「ザ・ロビー」は、ぜひ見学しておきたい場所。ただし、ウェディングなどのパーティーや宴席がある時は入室できませんのでご注意を。
高い天井には、天平時代の伽藍(がらん)の吊り灯籠を模した青銅の照明器具。西洋建築のなかにちりばめられたオリエンタルテイストは、開業当時、外国人観光客を迎え入れる迎賓館のような役割を担って建築されたものだったことを物語っています。

今回のアフタヌーンティーが楽しめるのはロビーラウンジ「ラ・テラス」

るるぶ&more.編集部

本館1階ロビーラウンジにある「ラ・テラス」は、クラシカルな本館と新館をつなぐ位置にあります。2023年4月30日(日)まで提供される「春のアフタヌーンティー」はこちらで楽しむことができます。ヨーロピアン調の家具が配置され、中庭が見える窓辺の席や、絵画に囲まれたソファ席など、昼下がりの時間をゆったり過ごすのにふさわしい優雅な空間です。

ピンク色や新緑を思わせる若葉色に彩られた「春のアフタヌーンティー」

るるぶ&more.編集部

「ラ・テラス」では、季節ごとに趣を変えたアフタヌーンティーが通年で楽しめますが、ここでご紹介するのは「春のアフタヌーンティー」1名6072円。
可憐で優しいピンク色や、新緑を思わせる若葉色で、草花が芽吹く“春の訪れ”を表現したスイーツやセイボリーがティースタンドを彩ります。

英国から続く伝統的なスタイルでは、3段ティースタンドの下段がセイボリー(甘くない軽食)で、下から順番に食べていくのが作法とされていますが、ここでは「自由に、どれでも好きなのものからどうぞ」とのことです。

るるぶ&more.編集部

まずは一番下のセイボリーのプレートからご紹介します。
右から時計回りに、「ビーツとたまねぎの冷製スープ」。小さなグラスに入った乳白色のスープの一部がほんのりとピンク色に染まり、春の訪れを感じさせてくれます。

「春の豆とキヌアのタルト」は、くるんと伸びた豆の蔓が、なんともかわいらしいひと品。「桜海老のラスクとポテトサラダ」は、ホテルの自家製パンで作るラスクに、手作りマヨネーズで仕上げる自慢のポテトサラダをのせたもの。

セイボリーはフランス料理のレストラン「ル ノルマンディ」で作られているとあって、小さな一品一品どれもが本格的な味わい。
そしてアフタヌーンティーの定番、スコーンは「抹茶のスコーン」。 スコーンは温められているので、冷めないうちに食べるのがオススメです。

るるぶ&more.編集部

抹茶のスコーンはスクエア型で小ぶりですが、別皿にたっぷりのクロテッドクリームとゆであずきのジャムが用意されています。スコーンを半分にカットして、あずきジャムもクロテッドクリームもオン!

クロテッドクリームもたっぷり添えられているので、思う存分塗っちゃいます。

るるぶ&more.編集部

次は中段のプレートをご紹介。
手前から時計回りに、甘酸っぱいイチゴの風味が凝縮された菱餅風の「苺のガトー」、2種の滑らかなホイップクリームがのった「抹茶ブラウニー」、チョコフレークと砕いたナッツで覆われた「抹茶の生チョコ2種」、やさしい甘さの「黒糖ロールケーキ」。どれも小さいながら、濃厚で、バラエティに富んだ味と香りが楽しめます。

るるぶ&more.編集部

三段スタンドのトップを飾る最も華やかなプレートがこちら。
右は桜の塩漬けがアクセントになった和風テイストの「桜餅風マカロン」。
左前は宇治抹茶の風味が豊かに薫る「抹茶モンブラン」、左奥の「桜咲くホワイトチョコスープ」は、咲き誇る桜をイメージしたサクサク食感のチョコフレークの下に、ホワイトチョコのスープが隠されています。

そしてグラスに入っているのが「ブランマンジェのミニパフェ 黒みつ添え」。ブランマンジェの上に抹茶のスポンジ、その上には生クリームと白玉がのっています。

るるぶ&more.編集部

ブランマンジェのミニパフェには、小さな小さなカップに入った黒蜜が付いています。白玉にこの黒蜜をかけていただくのですが、カップはチョコレートでできているので、黒蜜をかけた後は食べちゃいましょう。

抜群においしい紅茶もロビーラウンジ「ラ・テラス」の魅力

るるぶ&more.編集部

ロビーラウンジ「ラ・テラス」のアフタヌーンティーは、日本紅茶協会「おいしい紅茶の店」に認定されていて、水色・香・味までこだわって抽出した紅茶が味わえます。スタッフにはティーアドバイザーも。

メニューには紅茶が7種類用意されているので、迷ったら相談するのがおすすめです。
プロがきちんと入れた紅茶はこんなにおいしいものなのか! と改めて気づかされます。

なかでも、セイロン紅茶をベースにシャンパーニュやチェリーの香りを加え、コーンフラワーやマリーゴールドをブレンドした「オリジナルブレンドティー」は、とても香りが華やかで、ほかでは出合えない1杯。ぜひ、味わってみましょう。

るるぶ&more.編集部

紅茶はおかわり自由で、カップでサービスしてもらうことも、ポットでサービスしてもらうこともできます。いろんな種類の紅茶を飲んでみたいときはカップでいただくとよいでしょう。

ポットの場合は、ちょうどいい抽出タイミングで茶葉を取り除いた状態てサーブされるので、濃くなりすぎてしまうことはありません。冷めないようにとポットカバーをかけてくれるので、ゆっくり時間をかけて味わうことができますよ。

るるぶ&more.編集部

クラシカルな雰囲気の中で楽しむ伝統的な3段ティースタンドに、香り高い紅茶。
ホテルニューグランドのロビーラウンジ「ラ・テラス」のアフタヌーンティーは、見た目の美しさだけでなく、味、香り、空間、サービスなどすべての要素で満足できるものです。

小さくて、かわいらしくて、一見軽く食べられちゃいそうなスイーツやセイボリーたちですが、どれもしっかり作られているので、実は食べごたえたっぷり。

オープンは12時からなので、ランチがわりに味わうのもいいでしょう。
時間制限もないので、本当の意味でゆったり、贅沢な時間が過ごせますよ。

■ホテルニューグランド「春のアフタヌーンティー」概要
住所:神奈川県横浜市中区山下町10
TEL:045-681-1841
営業時間:12~20時(19時30分LO)
提供期間:2023年 4月30日(日)まで
提供場所:本館1階ロビーラウンジ「ラ・テラス」
料金:アフタヌーンティー 1名6072円(17時以降の利用で「桜のカクテル」または「ノンアルコールカクテル」1杯サービス)

Text:YUKO
Photo:EIJI

●掲載の内容は取材時点の情報に基づきます。内容の変更が発生する場合がありますので、ご利用の際は事前にご確認ください。

元記事で読む
の記事をもっとみる