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部下の教育に役立つ3つの資格

  • 2015.11.26
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職場でマネージャーやリーダーと呼ばれる立場になったとき、メンバーに対してどう接したらいいのだろう? と悩む人も多いものです。

そんな時、役立つ知識を身に着けることができる資格を3つご紹介します。

(c)contrastwerkstatt - Fotolia.com

■日商簿記検定

簿記の知識を身に着ければ、会社に入ってくるお金、社内外の活動に使われるお金の流れについて、理解を深めることができます。

帳簿書類について、まず職場のリーダーが理解し、後輩・部下にお金の流れについて分かりやすく伝えることで、後輩・部下の「利益、経費」に関する意識を高めることができるでしょう。

日商簿記検定は、簿記の能力を証明するための試験として人気が高いです。

平成27年6月14日に行われた日商簿記検定2級試験の合格率は34.5%ですので、しっかりと対策を行って理解して試験に臨むことが求められます。

■メンタルヘルス・マネジメント検定

「なんだか部下の元気がない」、「真面目に仕事に取り組んできたメンバーなのに、最近は遅刻が多く、業務にも差し障りが出ている」という変化に気付いたとき、どうすればいいでしょうか?

精神的な不調を感じながらも、誰にも相談できず悩んでいるメンバーもいるかもしれません。

メンタルヘルス・マネジメント検定は、精神面に関する健康の知識を習得できる検定試験です。

申込者数が9年間で3.8倍に増えており非常に注目を集めている試験と言えます。

■キャリア・コンサルティング技能検定

職場のリーダー、マネージャーとして実務経験をつみ重ね、メンバーの相談に乗ることに喜びや生きがいを感じるようになったなら、キャリア・コンサルティング技能検定に挑戦しましょう。

キャリア・コンサルティングとは、社員の適性、能力、経験などに応じて、職業選択・能力開発を行うことができるよう、キャリアデザインの相談に乗ることです。

たとえ、同じような能力・経験を備えている社員がいても、将来への希望は社員によって全く違う場合もあります。

社員1人1人が将来の希望をはっきり口にだし、形にしていけるよう力を貸すための能力が、この検定をめざすことで身に付きます。

リーダー、マネージャーという立場は1人では務まりません。ついてきてくれるメンバーがいて、リーダーが存在し得るのです。

メンバーの心身の健康に気を配るとともに、将来についても一緒に考えることができるのが、よいリーダーだと言えるでしょう。

今回は、よいリーダーとなるために役立つ3つの資格を紹介させていただきました。ぜひ参考にしてみてください。

日商簿記検定検定 公式サイト
キャリア・コンサルティング技能検定 公式サイト
メンタルヘルス・マネジメント検定 公式サイト

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