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【姿勢調律士が教える】肩こりにガツンと効く「ボックスストレッチ」

  • 2015.11.26
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冬場になると肩がガチガチに凝りやすくなりませんか? これは、寒さによって肩周りの筋肉が緊張し、収縮され続けることが原因です。

といのも、寒い日はついつい肩をすぼめてしまいがち。このようなちょっとした無意識の行動こそが、肩コリの原因になることがあります。

そこで今回は、姿勢調律士の筆者が、シンプルな動きながらコリをしっかりほぐしてくれる“肩コリ解消ストレッチ”をご紹介します。

 

■「首周りを

冷やす」のはNG

寒い日に外に出ると、外気と室内の気温差によって筋肉が緊張してしまいがちです。外出時は必ずマフラーなどを巻き、首筋を冷やさないようにしましょう。

「寒い!」と感じるだけで、筋肉は緊張と収縮をおこしてしまいます。それが継続されると疲れが溜まってしまうので、とにかく身体に温度差を感じさせないようにする工夫が必要です。

 

■「ボックスストレッチ」で背中から肩周りのコリ解消

肩が凝ると背中全体も丸くなり、身体にダルさや疲労が溜まっていく一方です。それを防ぐためには、“ボックスストレッチ”がオススメ。2つのステップで簡単にできるため、筆者も毎日実践しています!

(1)四つん這いの姿勢を作ろう

まずは、四つん這いの姿勢を作ります。肩関節と股関節はそれぞれ90度になるポジションをとりましょう。

(2)背中をゆらゆら振ろう

肩関節と股関節の4つのポイントに上半身をスライドさせるようなイメージでゆっくりと回します。背中はくしゃっと脱力さるイメージです。腰周り背中周りが丸くなっていないか鏡で確認しながらやってみてください。

またこのとき、それぞれの関節に自分の体重をしっかりと乗せ、肩甲骨が動いているのを感じることが大切です。5回ほど回したら反対回しも同様に行いましょう。

 

ボックスストレッチによって肩甲骨周りがストレッチされると、血流もアップされ冷え性などにも効果的です。凝り固まった筋肉はその日のうちにほぐして、疲労を溜めないようしていきましょう!

【著者略歴】

※ 野口早苗・・・3歳からのダンス経験を生かし、ニューヨーク、国内にてプロダンサーとして活躍後、ピラティス、オステオパシーを学び、姿勢調律士として活 動を始める。青山sanareサロンの代表を勤め、アーティスト、モデル、スポーツ選手など著名人から一般の方まで幅広く支持を受ける。

「正しい姿勢」が自らの身体、メンタルを整える方法として役立つことを痛感し、姿勢の研究を行い、(社)日本姿勢調律協会を立ち上げる。協会では「L で座ってIで立つ•Aウォーキング」をキャッチコピーとして姿勢指導を行う他、「心×技×体」の教えを元に、痛みのケア方法やメンタルコーチングも行う。 講師養成と共に子供の健やかな成長へのサポート、高齢者のケアなど幅広く活動を広げる。

【画像】

※ Nina Buday / Shutterstock

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