1. トップ
  2. 恋愛
  3. クローゼットが窮屈! ママが「もう着ない服」を処分するための心得

クローゼットが窮屈! ママが「もう着ない服」を処分するための心得

  • 2015.11.26
  • 2453 views

【ママからのご相談】

30代の主婦です。第1子を妊娠しており、近々出産です。実はギリギリまで仕事をしていたので、現在家に物が多すぎてゴミ屋敷のようです。こんなにお腹が大きくては、動こうとしてもなかなか動けず、このまま出産することになるのでは……とかなり焦っています。

主人も、「産後気持ちよく育児に専念できるように片付けよう!」と言ってくれるのですが、私のせいでできません。私の洋服が大半を占めているのです。美容師をしていましたので、洋服には凝っていてかなりの量があります。洋服に愛着がありすぎて捨てられないのです。

着用のダメージがすごいものや、サイズ的に無理なものもありますが、捨てることに踏み切れません。気持ちにストップがかかってしまいます。どうしたらいいのでしょうか?

●A. 洋服の気持ちになって考えましょう。着てもらえず放置されているのはかわいそうです。

ご相談ありがとうございます! 阪口ゆうこです!

だいぶ葛藤されていますね。お洋服は、いわばご相談者様の商売道具だったんですものね。私も商売道具だったものを一掃するのには抵抗があります。いい思い出が多かったのですね、とてもステキなことだと思います。

『at home VOX』が、捨てられないもののアンケート調査を行ったところ、どうしても捨てられないものの1位は“洋服”でした。大きく差をつけ、続いて“本・雑誌”が2位という結果でした。

●着ないのに持っておくのはもったいない

「いつか着るかもしれない」「高かったからもったいない」「思い出がある」……捨てられない理由はそんなところでしょうか。洋服にだって気持ちがある! わかる気もしますが、だからと言ってこのまま置いておくのか……と、どうしてもモヤモヤしてしまいますよね。

洋服を手放す方法はあります。阪口的精神論で言うと、“洋服の気持ちになる”。洋服を擬人化するのです。洋服が着てもらえず放置されているという状態。つまりは活躍もできないまま放っておかれるのです。かなりつらいことだと思いませんか?

手放すのがもったいないのではありません。着ないのに持っておくのがもったいないのです。物理的な空間スペースは洋服で確実に占領してしまっています。もし手放すことに抵抗があるのでしたら、古着屋などに持って行くことです。誰かが着てくれることを祈って。洋服は着てなんぼです。

●判断に迷ったら着てみる

でもやっぱり捨てるなんてもったいない! とか思ってますね。しかし、そんなにお洋服が好きな人だったら、また新しいものを買うんじゃないでしょうか。

たくさんあることがステータス? いいえ、違いますよね。着ていないもの込みで服がひしめき合って並んでいるのと、全部袖を通しているものばかりでゆったりと服が並んでいるのと、どちらがいいでしょうか。私は断然後者です。

好きで厳選されたものが丁寧に管理されているクローゼット。イメージしてみてください。鏡の前で1着1着、洋服を着てみる、もしくは体にあててみましょう。どんな母親になりたいですか? イメージを変えたいですか? それとも今までの感じをキープしたいですか?

そして未来のなりたい自分を想像して、その未来の自分が着てもいいなと思うものを置いてやるのです。できることからやればいいと思います。理想の母親像に近づけるよう頑張ってください!

【参考リンク】

・「服、本、思い出……あなたがどうしても「捨てられないもの」は?」暮らしのコト | at home VOX(http://www.athome.co.jp/vox/life/11368/)

●ライター/阪口ゆうこ(ライフオーガナイザー)

の記事をもっとみる