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ワーママは「いい加減」でなく「良い加減」に。保育園から帰宅後、子供を寝かしつけるまで

  • 2023.3.11

4月から、子供を保育園へ預け始めたというママも多いでしょう。仕事後、保育園へお迎えに行ってから帰宅となるとかなり遅い時間になってしまいませんか?ママもへとへとですが、夕食の準備をして食べて、お風呂に入って子供を寝かしつけなければなりません。思っているよりもうまくいかず、つらいと感じているママもいるのでは?今回は筆者・Ray_Mが実践している、帰宅後から子供を寝かせるまでの時間の使い方や工夫点を紹介します。

わが家の家族を紹介

まずはわが家の家族を紹介します。筆者と夫、8歳、3歳、1歳9ヶ月の子供3人の5人家族です。夫は建設関係の仕事で週6勤1休の勤務、筆者はパート勤務週3~4日、在宅仕事のWワークとなっています。

長女は小学校、次女、長男は保育園へと通っています。夫は家を6時30分には出て、帰りは20時30分ごろとほぼ家にいません。そのため、家事や育児はほとんど筆者のみです。

保育園へ通い始めたのは2018年4月からで、短時間保育で預けています。送り迎えはもちろん筆者で、家から保育園までは徒歩10~15分ほどです。

しかし最近は長男がベビーカーを拒否するため歩いて登園しているのですが、行ったり来たり戻ったり…なかなか進まず、ひどいときは登園に30分以上かかることも。

思うようにいかないことも多々ありますが、なんとか過ごしています。

お迎え後、帰宅してからのスケジュールを紹介

子供たちを保育園へ預けて仕事へ行き、終わったら急いでお迎えに行くママもいると思いますが、皆さんは帰宅後どのように過ごしていますか?

夕飯づくりやお風呂の準備、寝かしつけと休まる時間がないかもしれません。今回は筆者が保育園のお迎え後、どのように家事や育児をしているのかを紹介します。

これから働くことを考えているママや、職場復帰をするママの参考になればと思います。

筆者の勤務時間、Wワークについて

筆者は先ほども書きましたが、パート勤務と在宅仕事のWワークをしています。普段は福祉施設で調理と事務をおこなっており、そちらの仕事が休みのときは在宅仕事をこなす日々。

シフト制ではありますが、土曜日も出勤をしているため子供たちは保育園の土曜保育へ行きます。長女は小学校が休みなため、一緒に職場へ行くのがお決まりに。職場へ連れてきてよいと言ってくれるのは本当にありがたいです。勤務時間は10~14時と短いですが、まれに16時までになることも。

14時に終了するときは、昼休憩がないので帰宅後のランチに。ここでようやく体を休めることができます。16時までの勤務のときは帰宅せず、そのままお迎えへ行きます。

1日のタイムスケジュール
  • 5:30 起床、夫の弁当準備
  • 6:00 朝食準備
  • 6:30 子供たち起床、夫見送り
  • 7:00 朝食
  • 7:30 長女登校見送り、朝食片付け
  • 8:20 保育園へ出発
  • 9:00 帰宅、家事
  • 10:00 出勤
  • 14:30 帰宅、昼食
  • 16:00 保育園へお迎え
  • 16:30 帰宅
  • 17:00 夕食準備
  • 18:00 夕食
  • 19:00 入浴
  • 20:00 寝かしつけ
  • 21:30 就寝

上記が筆者のタイムスケジュールです。日によって前後することはありますが、このような流れで過ごします。出勤時間が遅いので、保育園へは8時45分ごろ到着です。

しかし、思うように歩いてくれないため9時に到着することも。一度帰宅し、残っていた家事をすませて出勤です。

早めに保育園準備をする

保育園から帰宅したらバッグから洗い物を出します。ハンカチやエプロン、コップなどを取り出し、次の日に必要なものを入れてしまうのです。あとでやろうと思うと忘れてしまい、朝気づいてバタバタ支度することになってしまいます。それを避けるため、忘れないうちに新しいハンカチや洋服などを準備。

また、連絡帳で記入できるところは書いておきます。この連絡帳の記入が意外と時間がかかり、書き忘れに朝気づくと「やってしまった…。もう行くのに」と後悔。覚えているうちに支度するのがベストです。

帰宅後の夕飯作り

仕事がある日の夕飯はできる限り、手間のかからないものを選んでいます。筆者は週に1度買い物へ行き、冷凍保存するときに小分けにしたり、下味をつけたりして時短につながるよう工夫をしていますよ。

前日の夜か、当日の朝に冷凍保存した肉を冷蔵庫へうつしておき、夕飯づくりを短縮。例えば保存袋に鶏もも肉、すりおろしショウガ、料理酒、しょうゆを入れた鶏のしょうが焼きや、3枚おろしの塩サバを保存します。

塩サバやサケなどの魚は解凍せずに焼いたり、煮たりすれば煮崩れもおきません。他には野菜を電子レンジで加熱してドレッシングであえたサラダや、ナスやピーマンなどをサッと素揚げしてめんつゆにつけた揚げびたしもおすすめです。

魚焼きグリルを活用するのも時短になって便利。魚だけでなく肉や野菜をおいしく調理してくれます。作りおきおかずを作るのが大変という方は、朝に保存袋へ調味料と食材を入れて漬けて下準備をし、炊飯器に材料を仕込んでおく料理などがぴったりです。

お風呂は夏場はシャワー、冬場は湯船と使い分け

保育園から帰宅後はできるだけ早く入浴をして欲しいのですが、子供たちはすぐに入ってくれません。しかし夏場は汗をたくさんかいているため、子供たちも気持ちが悪いようで早く入ってくれます。日によって子供たちの気分で入浴時間がかわるため、夜の過ごし方がガラッとかわってしまうのも親としては困るものです。

夏場はお風呂を沸かさずにシャワーだけで終わらせることもあり、助かります。しかし、なかなか入ってくれないときは、あきらめて夕食後に。遅くても19時30分には入浴するよう声かけをします。

ただ「お風呂に入ろう」と言うのではなく、「おもちゃで遊ぼう」「明日は○○があるから早く寝ないといけないよ、お風呂に行こう」など、いろいろと声かけを工夫するようにしているのもポイント。

絵本やぬいぐるみを持って布団へ

20時には布団へ行くようにしています。子供たちに「絵本を読むなら1冊持ってきてね」と言い、お気に入りの絵本を持ち布団へと移動。

3人いるので寝る前は3冊絵本を読み、寝かしつけへ入ります。「もう1回読んで」と言われることもあり、早く家事を終わらせたい気持ちをおさえつつ、「あと1回だけね」と約束して読み終えるように。

筆者の子供たちは寝かしつけ方法がそれぞれ違い、長女はそのまま何もせず寝てくれますが次女は手をつなぎ、長男は体の一部に触れていないと寝ません。

早いと数分で寝てくれますが、遅いと1時間かかることも。眠気と甘えがでてくるため、寝かしつけ中に次女と長男がママ争奪戦を繰り広げます。そのときは、気持ちを落ち着かせることが大変。筆者自身も疲れているため、イライラしてつい怒ってしまうこともあります。

洗濯物を夜に干すと朝が楽!

皆さんは洗濯物をいつ干していますか?筆者は1日に2~3回洗濯機をまわします。筆者の家は洗濯物を干す場に陽があたるのが午前中なため、早めに出さなければなりません。そのため、夜に洗濯をして干します。そのまま部屋干しでも良いのですが、湿気が部屋中に広がりこもってしまうので困っていました。

そこで最近は夜に干して外に出してしまうことにしたのです。夜に雨が降らないかを天気予報で確認し、大丈夫であれば夜ですが外に出してしまいます。

そのおかげで部屋に湿気がこもらず、洋服の乾きも早くなりました。さらに生乾きの嫌なにおいも抑えられ、一石二鳥に。朝も洗濯物に時間を割かなくて済むので大きな時短になりました。

疲れすぎて家事が終わらないことも

仕事、家事、育児の両立は予想以上に大変で、肉体的、精神的に疲れてしまいます。子供を寝かしつけながら自分も寝てしまったことがたくさんあり、ふっと夜中に目を覚ましたときは落ち込んでしまいます。

ひどいときはお風呂に入り損ね、夜中にシャワーを浴びることもありました。キッチンに山積みの食器や、大量の洗濯物を見るのがつらいときも。そんなときは無理にやらず、そのまま寝るようにしました。疲れた体を無理に動かすと、体も心もさらにしんどくなってしまいます。

少しだけ朝早く起きて家事を進めることで自分を許すようにしたら、気持ちが楽になったのです。ママはロボットではありませんので、無理は禁物!できるときはパートナーにお願いすることも大切です。

“いい加減”ではなく“良い加減”が大切!

全ての両立を完璧にこなすのは本当に難しいことです。仕事で疲れているけれど、家事がたまっていると気持ちも落ち込み、思わずイライラしたり、子供を怒ってしまったりしてしまうことがありますよね。

そんなときは無理せず、家事を後回しにすることも必要です。スーパーの総菜やデリバリーを利用したり、洗濯物をクリーニングにお願いしたり、掃除は週末に回したりしませんか?ママに元気がないと子供たちは心配になってしまいます。筆者はよく母親に「いい加減ではなく“良い加減”で進めるといいんだよ。」と言われていました。

筆者はあまり器用ではありません。うまく進めることができず、自分にイライラして子供に当たってしまうことが多いです。でも、母の言葉を思い出しては家事を休憩することも。

子供と一緒に過ごす時間を作り、気持ちを落ち着かせることも必要なのだと思いました。保育園から帰宅後はドタバタと忙しいですが、たまにはママ業をお休みしてみませんか?

ママの頑張りは家族が一番分かっています!あせらず、ママ業をすすめていきましょう。

著者:ママリ編集部

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