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店員に怒鳴りつける客、買い占め…震災後の街で見かけた非情さと、隣人の本質

  • 2023.3.9

職場で東日本大震災に被災したコメダ(@komey3442)さん。この日は早めに仕事を切り上げ、急いで自宅へと帰宅します。ところが、道路は大渋滞。停電の影響で信号機は止まっています。さらに、大きな余震も続く中、やっとの思いで自宅へとたどり着きます。そして、被害の状況を知りあ然とします…。『東日本大震災、私が経験したこと』をごらんください。※本記事には震災時の様子に関する情報が含まれます。

やっと被害の状況を知った

東日本大震災の大きな揺れを感じた職場から、やっとの思いで帰宅したコメダさん。テレビをつけ、大地震の被害状況を知ります。さらに翌朝、明るくなってから自宅や周辺を確認したところ、信じがたい状況が次々と目に飛び込んできました。

「命の危険と隣り合わせだった日」。ゾッとしてしまいますが、他人事ではありませんね。そして、東日本大震災の混乱はまだまだ続きます。

大震災で奪われた心の余裕

食料品の買い占めに、ガソリンスタンドの長蛇の列。物資の不足は人の心の余裕を奪い、さらなるパニックを招いてしまっています。こうした非常事態が起きたときは、普段温和な人でも余裕をなくし、他人を責める態度を取ってしまうことがあるのかもしれません。

コメダさんは疲労を感じながら、帰宅します。すると、家の近くでご近所さんと遭遇し、思いがけないことが起こります。

普段は話さない隣人からの温かい差し入れ

「大変だけど、頑張ろう」という言葉とともに、煮物をおすそ分けしてくれたご近所さん。疲れた心がジーンと温かくなりますね。誰もが、自分や家族が生きるだけで精いっぱいで余裕がない中、他人を気遣い、助け合おうとする人もいたのですね。

東日本大震災に限らず、災害のたびに「買い占め」は大きな問題になっています。災害が起きたとき、必要以上に買わない。そして、普段から備蓄しておくことが大切ですね。

著者:ももこ

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