広瀬すず、櫻井翔、江口洋介ら出演者＆監督11人が登場した豪華“ネメシス祭り”開催！

櫻井「長い年月をかけてスクリーンで観て頂ける環境になってうれしい」

大人気ドラマシリーズを映画化した『映画 ネメシス 黄金螺旋の謎』のレッドカーペットイベント＆舞台挨拶が3月6日に都内で開催され、W主演を務めた広瀬すず、櫻井翔をはじめ、共演の江口洋介、勝地涼、中村蒼、富田望生、加藤諒、上田竜也、奥平大兼、南野陽子、入江悠監督の総勢11名におよぶ豪華キャスト＆スタッフ陣が大集結した。

イベント会場が熱気と興奮に包まれるなか、華やかな衣装に身を包んだ広瀬、櫻井ら豪華キャスト陣が姿を見せると、ファンは事前に配られた特製ネメシス手旗をなびかせて大歓声で迎えた。広瀬や櫻井たちはその歓声に応えるよう笑顔を見せ、ファンとの貴重な交流を存分に楽しんだ。その後、レッドカーペット上でのメディア取材を終えたキャストたちが改めてステージに登壇し、トークセッションがスタートした。

本作は、出演者たちが口々に「難しい脚本」と語るほど、複雑に交錯した物語となっている。広瀬は「文章だけではうまく解釈できず、現場では入江監督に説明してもらいながら撮影しました（笑）。映像になって想像を超えてくるパワーがあって、これまでに観たことのないものになっていて興奮しましたね」と自信たっぷり。

それに対し櫻井は「完全に同意。台本読んだ時にこれをどうやって映像で表現するのかなって思っていたんです。入江監督のディレクションのもと、映像ならではの表現が沢山あって完成した作品を観て本当に楽しかったです！」と作品に自信を覗かせた。

また、事務所の社長の栗田を演じた江口は、「現実と非現実が行ったり来たりする。でも繋がった映像を観て、本当に観たことのない映画が完成したという感覚ですね」と作品に仕掛けられた映像トリックに翻弄された様子。

これを聞いた入江監督は、「撮影中、トイレの個室に入ってたんですよ」と切り出し、「江口さんと勝地さんの『難しいねぇ』ってため息が聞こえてきて（笑）」と撮影中のまさかの裏話を明かし、会場に大きな笑いを起こした。

レッドカーペットイベントの終了直後、キャスト＆監督は舞台挨拶のため観客の前に登場。劇場の中扉から最初に広瀬・櫻井が登場した瞬間から、場内は割れんばかりの拍手と黄色い歓声に包まれた。

広瀬は「ドラマから“ネメシス”と言う場所で皆さんと温めてきたものが、やっと映画というものに繋がってお客様に繋がっていくというのが、今日改めてものすごく実感できた日でした。今日初めてここに居る皆さんに見てもらえるというのは、もちろん緊張もありますが、楽しみな瞬間だなあとすごくワクワクしています」と心境を語る。

感慨深そうに広瀬の言葉に聞き入っていた櫻井も、「すごい高揚感です！ 皆さんでここに揃った瞬間に急に高まってきました。映画は昨年の5月にクランクインでしたけどそのクランクインの日というよりも、21年1月のドラマ版のクランクインの日がフラッシュバックしています。長い年月をかけてこうやって“ネメシス”がスクリーンで観て頂ける環境になってすごく嬉しく思っています」と続けた。

『映画 ネメシス 黄金螺旋の謎』は3月31より全国公開。