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食べてデトックス!40・50代が摂りたい春の山菜

  • 2023.3.9

春の兆しが感じられるにつれ、何となくからだの重さが気になる方もいらっしゃることでしょう。春は身も心も軽くしたいものです。旬の山菜で、美味しくデトックスしませんか?

ウエルネス&ビューティーライターの筆者が、おすすめの山菜とその効果的な食べ方をご紹介します。

■山菜はどうしてデトックス効果があるの?

旬の山菜の特徴に、ほろ苦い味わいがあります。

この苦味のもとになっている代表的なものは、強い抗酸化作用があることで知られる「植物性アルカロイド」という成分。これには腎臓のろ過機能を活性化させて、要らない老廃物をからだの外に出してくれる働きがあります。

また、気温が上がりはじめる春は、活動量が増え、代謝が活発になる季節です。このタイミングで山菜を摂ることで、よりいっそうデトックス効果が期待できると考えられます。

■40・50代が食べたい春の山菜3選

(1)ふきのとう

さわやかな香りや苦みが春らしさを感じさせるふきのとう。むくみを和らげるカリウムや、腸内環境を整えてくれる食物繊維も含まれています。

常備菜として「ふき味噌」を作り置きしてはいかがでしょう。ごはんのお供はもちろん、野菜スティックに添えたり、納豆の味付けにしたりするのもおすすめです。

ふき味噌のレシピ

材料(作りやすい分量)

ふきのとう 10個

味噌 大さじ5

みりん 大さじ5

はちみつ 大さじ5

ごま油 小さじ1

作り方

(1)ふきのとうはひと晩水につけて、あく抜きしておきます。

(2)味噌、みりん、はちみつはよく混ぜ合わせておきます。

(3)(1)を粗めに刻み、ごま油で炒めます。

(4)(2)を加えてさらに水気が飛ぶまで炒めれば完成です。

(2)たらの芽

苦み成分のもと、エラトサイドには、血糖値の上昇を防ぐ効果があるといわれています。カリウムやマグネシウムも含んでいます。

ビタミンやミネラルがバランスよく含まれたくるみと一緒に、和え物にしてはいかがでしょう。

たらの芽のくるみ和えのレシピ

材料(作りやすい分量)

たらの芽 300g

くるみ 50g

はちみつ 大さじ2

みりん 大さじ1

しょうゆ 大さじ1

作り方

(1)たらの芽はハカマの部分をむき、さっとゆがいて粗く刻んでおきます。

(2)くるみはミルで挽き、はちみつとみりんとしょうゆと混ぜ合わせておきます。

(3)(1)を(2)で和えれば完成です。

(3)セリ

ビタミンCや食物繊維、βカロテンも含むセリは、生でサラダにしていただくのもおすすめです。

独特の風味を生かしたシンプルなレシピをお試しください。しらすでカルシウムも補えます。

セリとしらすのサラダ

材料(作りやすい分量)

セリ 1束

しらす 大さじ1

ごま油 大さじ1

塩 小さじ1/2

酢 小さじ1/2

作り方

(1)セリは根を落とし、3cm幅に切り揃えておきます。

(2)ごま油、塩、酢を混ぜ合わせておきます。

(3)(1)と(2)をよく和え、しらすを振りかければ完成です。

冬の間にたまってしまった毒素は、早めに一掃したいものです。心もからだもリニューアルして、軽やかに新しい季節を楽しんでくださいね。

(ウエルネス&ビューティーライター ユウコ)

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