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“君と結婚したのはカモフラージュのため”… 不倫夫と義実家に激怒した「サレ妻の復讐」【後編】

  • 2023.3.8

美乃利さん(仮名・30歳)は友人の紹介で貴博さん(仮名)と出会い、順調に交際が進んで結婚。しかし結婚後、義父のしつこいLINEに悩まされるようになりますが、夫や義母に相談しても相手にされず孤立状態に…。また、時を同じくして夫の不倫が発覚。はたしてどんな結末を迎えたのでしょうか。

不倫の証拠を突きつけると

「夫のLINEから他に女性がいることを知った翌日。その夜も夫の帰りが遅かったので、ついに堪忍袋の緒が切れました。
“あなた不倫しているでしょう? 不倫相手とのLINEを見ちゃったの。その証拠もちゃんと写真に撮っているんだからね!”と夫に突きつけました。
すると夫は、“わざわざそんなことしなくても…。君と結婚する前から彼女がいるよ”と、開き直った態度で真実を語り始めたんです」

不倫相手との関係

「夫には、私と出会う前から付き合っていた彼女がいたそうです。その彼女と結婚したかったようですが、女性の素行に問題があったそうで…。以前同じ職場に勤めていた際、上司と不倫をして退職に追いやられるなど、いろいろな男性問題を抱えていたそう。そんな事情を知った義父母は彼女との結婚に猛反対。
そして、夫が彼女とのことで悩んでいたときに私と出会い、“一緒にいると気が紛れるから”と付き合うことにしたそうです。私のことを義父母に話すと大喜びで賛成。だから初めて義実家に挨拶に行ったとき、私は大歓迎されたんです」

結婚はカモフラージュだった…

「義父母に“結婚するなら美乃利さんにしなさい”と強く言われて、夫は私との結婚を決意。でも、夫曰く“結婚はカモフラージュのためだった”と。
私と結婚して親を安心させ、彼女との交際は続けるつもりだったそうです。そして義父母には彼女のことを言っていないものの、“たぶん関係が続いていることは気づいている”と言います。
私は夫と義両親に都合よく利用された怒りと悲しみで感情がぐちゃぐちゃになってしまい…。とにかく誰かに聞いてもらいたくて、翌日、実家の両親に一連の出来事を話しました。当然両親は激怒して、話し合う必要があると週末に義実家を訪れることになったんです」

義父母の態度に父が激昂

「義実家には義父母と両親、そして私と夫の6人が集まりました。私の父が“貴博君に女性がいることを前から知っていたんですか?”と義父母に詰め寄ると、“知っていましたよ”としれっと認めたんです。
さらに、義父が私にしつこくLINEを送ってきた件に話しが及ぶと、“あんな薄着で歩いていたら仕方ない”と、義父は私が色目を使っていたかのような言い方をします。それを聞いて私の父が激昂し、“あんたたちとは話にならない!”と家を出て行ってしまったので、私と母も続いて義実家を出ました。
その後、私は夫と暮らしていたマンションには戻らず実家で暮らすことに。そして弁護士を立てて、離婚に向けた話し合いを進め、1か月後には十分な慰謝料をもらえる手続きも済んで離婚が成立しました」

“夫と義母に見捨てられた女性の告白”をご紹介しました。
夫と義両親に利用されたと知って、美乃利さんは相当傷ついたでしょう。もし、次に結婚することがあるのなら美乃利さんを大切にしてくれる男性と幸せになってもらいたいものです。

©yamasan/freeangle/PIXTA(ピクスタ)

文・塚田牧夫

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