【城南区七隈】絶対見つけてほしい！住宅街の中にみんな集まる餃子屋さん！

こんにちは！リビングふくおか・北九州Web地域特派員のゆーれんママです！いつもの大通りではなく、住宅街を自転車で通っていたら、気になる看板を発見！

目印が周りになく、もう一度行けるか心配なくらいです（汗）

でも肝心のぎょうざ屋さんは見えない・・・あなたなら奥に入ってみますか？（笑）食いしん坊の私は勿論テクテク砂利道を歩いて行き・・・

奥にありました！本当にぎょうざ屋さんを発見しましたよ！「手作りぎょうざ 大はら」です。

食べ歩き大好きご夫婦が惚れ込んだ”ぎょうざ”！

お店に入ると冷蔵庫の中にぎょうざが販売されていました。定番の生ぎょうざ、ピリ辛生ぎょうざ、しそぎょうざがあります。

どのようなぎょうざなのか、お伺いしてみましたよ。お店を始められたのは、2000年。ご主人が、あるぎょうざ屋さんで”おいしいぎょうざ”と出会われたそうです。その時「男は酒を飲みに行ったらおいしいぎょうざをみつけて食べて帰ってくる。だからその味を家庭でもみんなで食べてほしい。」と思われたとのこと。早速そのぎょうざを販売したいと調べてみたら2次販売はしていない会社だったのですが、運よく知り合いの先輩が務めている会社だったため、ぎょうざのたねを分けてもらえることとなり、ご夫婦でそのたねを手包みして販売することになったそうです。

手際よく包んでいきます。

あえて！持ち帰りのみ！

「手作りぎょうざ 大はら」のぎょうざは、持ち帰りのみです。その理由を聞いてみると・・・「昔PTAの役員をしていた時に、”食育”特に大人と子どもたちが一緒に食べることの大切さを感じました。そして自分も子どもと一緒の食事を大切にしました。子どもがぎょうざが好きだったので、手作りのこのぎょうざを子どもに1か月間食べさせてみたら、このぎょうざは1か月食べても飽きないよ、と言ったので自信をもってこのぎょうざを販売することにしました」 1か月間とは驚きましたが（笑）、毎日家族で焼きたてのぎょうざを囲んで晩御飯とは何とも楽しそうですよね♪というわけで、「焼いたぎょうざを販売するのではなく、一家で焼いて食べてほしい、一家だんらんの場を作ってほしい！」という店主の想いで「持ち帰り」にこだわっているとのことでした。

その日はひな祭りの日だったので夫が運よく早く帰宅。ぎょうざ大好きな娘の節句の日に（笑）ぎょうざを焼きましたよ～。添付の説明書き通りに忠実に。

焼けました～！！こんがりおいしそう！！

4人で一つのお皿を囲んでパクリ！優しいお味～。モチモチの皮の中にはジューシーな肉だね。保存料もなし、味も濃すぎずちょうどよくって、確かに毎日食べても飽きないというのは納得です。 そして「このぎょうざに合うたれもありますよ」とのことで、こちらをつけていただきました。

おいしいポン酢ですが量が多いというお客さんが多いとのことで、ぎょうざ用のミニサイズを買うことができます。

子どもやご近所の居場所作りに

お店の中は持ち帰り専門店なのにも関わらず、テーブルと椅子が置かれていたので何故かなと思ったんですよね。

実はこのスペースは2010年くらいに建て増しされたそうなんです。というのも、ご近所の憩いの場や、子どもの居場所作りをしたいと思われたから。この日もご近所さんがお話していかれていましたし、コロナ前はここで宿題をしていく子どもたちも多かったそうです。そして、それを見たお客さんたちが、手作りのおもちゃを作って持ってきてくださったり本やおもちゃを寄付されたりと、みんなにとって居心地の良い空間になっているんです。

手作りのおもちゃ

そして遠くに引っ越しても、ここのぎょうざが忘れられずに帰省の度に買いに来られる方や、取り寄せをされるお客さんも多いそうです。（地方発送もしていますのでお問い合わせください）

私もついつい店主と長話をしちゃいました♪そして個人的にとっても気に入ったのは、ぎょうざの形をした花瓶！お客さんとしてみえていた有名な陶芸家さんの息子さんの作品だそうです。

みんなに慕われて、おいしいぎょうざも作ってくださる、大原ご夫妻。

ちょっと場所は分かりにくいのですが、店主が作成されたこの地図がかなり分かりやすいです！

ちょっと迷ってもどうにか絶対に探して（笑）、居心地の良い空間とおいしいぎょうざに出会いに行ってみてくださいね！

・手作りぎょうざ 大はら ・福岡市城南区七隈４－２２－１３ ・TEL(092)861-3381 FAX (092)871-6181 ・10：00～18：00 ・不定休