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和田明日香さん、一斉に話し始める賑やかな家族「樹里ちゃんとレミさんはそっくり」

  • 2023.3.8

大人気レシピ本の第2弾『楽ありゃ苦もある地味ごはん。』を上梓した、料理家で食育インストラクターの和田明日香さん。義母に平野レミさん、義姉に上野樹里さんを持ち、賑やかな家族との印象もあります。そんな和田さんに、一歩が踏み出せないと悩む女性へのメッセージなどを伺いました。

──義母の平野レミさんとテレビなどでサバサバと意見を言い合っている姿が印象的です。嫁姑関係を円満に保つ秘訣はありますか。

和田明日香さん(以下、和田): レミさんに対しては、元気に生きていてくれたらそれでいい、と思っています。お互いに何のフィルターもかけずに、思ったことを言い合っているのがいいのかな。

──旦那さんとの関係性においても心がけていることはありますか。

和田: 夫に対しては、はっきり言うとプライドをへし折ってしまうことがあるので、なるべく傷つけないことを意識していますね。言いたいことを飲み込むこともあります。こう話すと優しい人みたいに思えるかもしれませんが、そういうわけでもなくて……。共同生活者でもあるので荒立てないようにしている部分も(笑)。
とはいえ家族とは、「円満にしよう、仲良くしよう」と思って、特別な何かをすることは全然なく、いつも自然体で一緒にいる感じですね。

レミさんにも夫に対しても共通して意識しているのは、“その人の人生を尊重する”ということ。好きなことはやっていて欲しいし、それを邪魔したくない。逆に言うと私も同じように尊重されたいのだと思います。

朝日新聞telling,(テリング)

話を盛るようなイメージで答えてたけど…

──義姉は俳優の上野樹里さんです。賑やかそうなご家族ですが、集まるとどんな雰囲気になるのでしょうか?

和田: これまでは聞かれたら、「一斉にみんなで喋り始めて、誰も話を聞いていないような家です」って、ちょっと話を盛るようなイメージでお答えしていたんです。でもこの前、まさにそんな状況になりました。

集まっているときに、夫が「体が凝ったときに、どこでメンテナンスをするといいかな?」と聞いた途端に、義兄の(和田)唱ちゃんも、樹里ちゃんもレミさんも、そしてレミさんのマネージャーさんまでもが「あのね、それならあそこよ!」って一斉に話し始めたんですよ。

全員がお互いを「ちょっと待って!」って制止し合いながら、「まずは、私(俺)が喋るから!」って。みなさんのイメージ通りの家だと思いますね。

──楽しい雰囲気が伝わってきます(笑)。樹里さんとレミさんは似てらっしゃる?

和田: 樹里ちゃんとレミさんはそっくりですよ。二人ともせっかちだし、思い立ったら一途というか、そのことしか考えられないタイプ。仕切りたいんだけど、暴走しちゃってなかなかもついていけないところも、似ていますね(笑)。

本人たちは「私は樹里ちゃんとは違う」とか「私はお義母さんとは違うよ」と言い合っていますが、傍から見ていると本当にそっくりです。

朝日新聞telling,(テリング)

江戸時代に思いを馳せて!

──和田さんご自身も元気で明るい印象ですが、落ち込むことはありますか。

和田: もちろん、あります。そんなときはお酒を飲んだり、話を聞いてもらって「大丈夫。間違ってないよ」と励ましてもらったりしています。

──インスタグラムでもお酒好きな一面が垣間見えます。37万フォロワーもいらっしゃいますが、意識して投稿されているのですか。

和田: 増やそうと思ったことはなく、自然体でやっています。「家事ヤロウ!!!」(テレ朝系)といったテレビに出演している影響は大きいと思いますが、ここまでフォロワーさんが増えた理由はわからなくて、不思議に思っています。

──最近は「江戸」にハマっているとも聞きました。

和田: 落語をきっかけにして、江戸っ子の普段の暮らしに興味を持ちました。醬油やお寿司は現代と江戸時代とで、どう違うのかとか……。今いる場所が江戸時代に、どんな場所だったかが分かるアプリにも夢中。移動中に見て「ここは今は住宅地だけど、昔は海」とか「現在も江戸時代も、ここは川だったんだ!」などとアプリで見て、昔に思いを馳せている。そんな時間が好きなんです(笑)。

──今後の目標を教えてください。

和田: あまり目標を持たないんです。それでも子どもたちがまだ小学生なので、当面は母親業を優先になりそうですかね。今は手が離れたとき、やりたいことがあるといいなぁと漠然と考えている段階です。

朝日新聞telling,(テリング)

踏み出せない理由は…

──和田さんは現在35歳ですが、料理の仕事はお子さんが生まれてからスタートされている。一方、20代後半から40代前半のtelling,読者の中には、「やりたいことがあるけれど、一歩踏み出せない」という人もいます。

和田: 一歩踏み出せないのは、そのタイミングじゃないから。今はじっくり考えたり、やりたいことをやっている自分を具体的にイメージしてみたりする時間なのでしょう。いわば、いざ動き出すときのための準備期間。だから、焦る必要はないと私は思いますよ。

■長谷川佳織のプロフィール
編集・ライター。ヘルスケア、ライフスタイル、キャリア系媒体などを経て、ウェブ編集者歴は10数年。現在は、ビューティや女性の健康にまつわるテーマを中心に取材・執筆。「心も体もすこやかに」をモットーに、日々アンテナを張っています。

■家老芳美のプロフィール
カメラマン。1981年新潟生まれ。大学で社会学を学んだのち、写真の道へ。出版社の写真部勤務を経て2009年からフリーランス活動開始。

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