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タンポンとパンティーライナーが合体！生理のよくある失敗を防ぐ「タンプライナー」が海外で注目

  • 2023.3.7

海外で話題を呼ぶ次世代の生理用品「タンプライナー」を知っている？ 長年進化することがなかったタンポンを画期的に進化させた、注目のフェムテック製品をご紹介。（フロントロウ編集部）

海外で旋風を巻き起こす生理用品「タンプライナー」

自由な発想から生まれたユニークなフェムテック製品が次々と世に送り出されている欧米で新たに話題を呼んでいるのが、タンポンとパンティーライナーをドッキングした生理用品「タンプライナー（Tampliner）」。

イギリスのフェムテック系スタートアップ企業であるCallaly（カラリー）が開発した「タンプライナー」は、タンポンとパンティーライナーの両方のいいとこどりをした製品。

革新的なフェムテック製品としてここ数年で数々の賞を受賞していて、多くのメディアに掲載。さらにCallalyは社会や環境に配慮した公益性の高い企業に与えられる高難易度の認証「BCorp」も取得している。

タンプライナーはどんな生理用品

海外で旋風を巻き起こしているCallalyの「タンプライナー」の特徴は、婦人科医の考案によって生まれた独特の形状。

パンティーライナーにタンポンが刺さったような形で、タンポンを挿入するとパンティーライナーがデリケートゾーンに当たるようになっている。そのため通常のパンティーライナーのように下着に貼って使用するわけではなく、さらにパンティーライナーとタンポンをつなぐように「薄膜ラップ」というフィルムがついているのも「タンプライナー」ならではの特徴。

このユニークな形状によって、生理中によくある悩みや不快感を複数解消してくれる。

経血が漏れるのを予防

「タンプライナー」が解消してくれる悩みのひとつが、経血の漏れ。

パンティーライナーがもしものときのガード的役割を果たしてくれるため、経血の漏れが心配という人でも安心。紐を伝って漏れて下着が汚れるのを防いでくれる。

ちなみにパンティーライナーの部分は、通常のパンティーライナーよりも小さめのサイズでデリケートゾーンに沿わせるように装着するので、ボトムスにひびきにくくごわつきにくい。

手を汚さずにタンポンの出し入れが可能に

もうひとつ「タンプライナー」が解消してくれるのが、タンポンを出し入れするときの汚れ。

「タンプライナー」には、タンポン部分の付け根から「薄膜ラップ」というフィルムが伸びていて、これで包んでタンポンを入れたり抜いたりできる。これにより、手が汚れる心配がない。爪などで傷つけるのも防げて、衛生的にも優秀な製品となっている。

またそれだけでなく、サステナブルな素材でできているのも「タンプライナー」の魅力。100％オーガニックコットンを使用してつくられていて、パッケージもすべてリサイクル可能、堆肥化可能、かつ生分解性。「薄膜ラップ」部分も、医療用製品で使用されている素材と同じ生体適合性素材が採用されている。

「タンプライナー」は日本で買える？

海外で人気を集めるCallalyの「タンプライナー」は、現時点では日本未上陸。残念ながら日本から購入することはできないけれど、日本語版の公式サイトが開設されている。

画像: www.calla.ly
www.calla.ly

サイトによると、「日本に上陸しようとしている」状況だそうで、ニュースレター登録することで、発売される際にメールが届く予定だそう。

生理で気になるさまざまな悩みを解消してくれるCallalyの「タンプライナー」。日本に上陸した際には、ぜひチェックしてみて。（フロントロウ編集部）

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