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<ストーカーママ>「ちょっと心配なことが…」仲良しアピールをしてくるママ友のまさかの事実が発覚し

  • 2023.3.7

「まるでストーカー!?執着ママ」第37話。娘のナナちゃんが2歳の時に新居を構えることになったナナちゃんファミリー。引っ越し先で通い始めたプレ幼稚園で近づいてきたジロウ君ママは、毎朝マンションの窓からナナちゃん親子を監視するなど、異様な行動を見せます。異変に気づいた同じ幼稚園のろくちゃんママが、「ジロウ君のお姉ちゃんが幼稚園だった頃の話」を教えてくれました。ジロウ君のお姉ちゃんが年長さんの頃、ジロウ君ママはある事件をきっかけに、Aママという控えめでおしゃれなAママに執着し始めます。その行動はエスカレートし、就学前検診では「小学校の先生に子どもたちを同じクラスにしてとお願いしてきた」と言うのです。それを聞いたAママは、これまでに聞いたことがないくらいに怒り……。

Aママは「もう関わらないで」と言い放ち、その場をさりました。ジロウ君ママは突然家に押しかけたり、行く先々に現れたりしてAママは困っていたそう。その後、2人は言葉を交わすことはなく、今に至ります。

ジロウ君ママの異様さは、Aママ激昂の一件で、周りのママも知るところとなり、噂になりました。なので、ろくちゃんとジロウ君が、同じ幼稚園で同じ学年と知ったご近所ママは忠告したそうです。ジロウ君の名前も聞いていたのですぐに分かりましたが、当事者でもない自分が、まわりに吹聴するようなことでもないと思い、今日まで誰にも言わなかったようです。

ひきつる笑顔

子ども同士が仲良くなったことをきっかけに、ろくちゃんママとナナちゃんママも話すようになりました。

そして、ろくちゃんママは、ナナちゃんママと話していると、いつもジロウ君ママが輪に入ってくることに気づいたそうです。

“仲が良いのかな?”と思ったろくちゃんママは、会話の邪魔にならないよう、気を遣って離れるようにしていたそうです。

ママ友関係でいろいろあったと聞いていたから、気にはなったけど先入観もあるから、考えすぎないことにしました。

しかし、その後、幼稚園を休んだジロウ君ママが、2人が一緒に帰ったことを知っていたり、自分のことのようにナナちゃんの家の自慢をしたり、ということが続き“これは噂通りの人なのでは?”と心配して、ママ友から聞いた昔の出来事を打ち明けてくれたそう。

ナナちゃんママに対するジロウ君ママのこれまでの行動を振り返ってみると、Aママに対しての行動と似たようなことをしているように思えます。

そして、最後にろくちゃんママは「心配になることがあった」と口に出しました。

人から聞いた噂話を、自分で体感するまで人に話さなかった、ろくちゃんママの人柄が素敵ですね。ですが、ナナちゃんママだけではなく、Aママにも同じように執着していたジロウ君ママは、やはりちょっと怖いですね。皆さんは、ママ友の噂話で困った経験はありますか?


著者:マンガ家・イラストレーター あべかわ

ベビーカレンダー編集部

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