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実現の可能性は低いが…佐々木朗希と韓国“5冠”天才打者の対決にメジャーも興味津々【WBC2023】

  • 2023.3.6

メジャー進出を控えている韓国プロ野球キウム・ヒーローズのイ・ジョンフ(24)が、WBC(ワールド・ベースボール。クラシック)でどのような活躍を見せるかアメリカも関心をよせている。

メジャーリーグ公式メディア『MLB.com』は3月5日(日本時間)、WBCで期待される対決を紹介。韓国選手ではイ・ジョンフが唯一名を連ねている。

イ・ジョンフは昨シーズン、142試合に出場し、打率0.349(553打数193安打)、23本塁打、113打点、OPS.996を記録し、打撃部門5冠(打率、出塁率、長打率、打点、最多安打)、リーグMVPに輝いた。最高のシーズンを送ったイ・ジョンフは今季終了後、ポスティングでメジャーリーグへと進出する予定だ。

「今後メジャーでプレーする有望株の対決」

 

『MLB.com』は今回、イ・ジョンフと佐々木朗希(21、千葉ロッテマリーンズ)の対決に注目しているようだ。

佐々木は昨年、日本プロ野球最年少でパーフェクトゲームを達成し、話題になった。時速160kmを超える剛速球と鋭いフォークボールを武器に、昨シーズンは20試合(129と1/3イニング)で9勝4敗、防御率2.02を記録し、スケールの大きさを見せたことがある。

「イ・ジョンフと佐々木の対決は、世界的なスターであり、今後メジャーでプレーできる有望株の対決になる見通しだ」と紹介した『MLB.com』は、「イ・ジョンフは満24歳でKBOリーグMVPを受賞した強打者だ。彼は今季終了後にメジャーに進出するだろう。佐々木はわずか21歳だが、すでに日本で最も強力な剛速球を投げる右腕投手だ。彼は102マイル(164.2km)をマークし、昨年19奪三振とともにパーフェクトゲームを達成した。韓国と日本はいずれも(WBC)1ラウンドB組に編成され、10日に対戦する」と説明している。

ただ、イ・ジョンフと佐々木の対決が実現する可能性は高くないようだ。

(写真提供=OSEN)イ・ジョンフ(右)と佐々木朗希

というのも、日本メディアは3月10日の日韓戦はダルビッシュ有(36、サンディエゴ・パドレス)が先発すると予想しており、佐々木は3月11日のチェコ戦での登板が見込まれている。

早くもメジャーから熱い関心を集めている日韓の2人が、WBCの舞台でどのような活躍を見せるのか、ファンの期待は高まっている。

(記事提供=OSEN)

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