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プロに聞いた「観葉植物の正しい育て方」冬の適温やエアコン使用の注意点

  • 2023.3.6

寒くて乾燥しがちなは、観葉植物にとって大敵!暖房を使用する場合はさらに乾燥しやすく注意が必要です。

そこで今回は、観葉植物適温エアコン使用時の注意点など、プロに聞いた上手に育てるポイントをご紹介!

育て方に悩んでいる方やこれから育てたい方も必見!

観葉植物の育て方、こんな悩みありませんか?

観葉植物
出典:shutterstock

三菱電機霧ヶ峰PR事務局が調べた調査によると、コロナ禍に入り新たに観葉植物を育て始めた人は60%もいるそうです。

それと同時に、適切な室温や湿度、換気の仕方がわからなかったり、温風があたっているか気になったりするなど、冬にエアコン暖房を使用しながら観葉植物を育てる上で困りがちなお悩みも調査でわかりました。

そこで今回は、屋内植物アドバイザー協会代表や屋内緑化推進協議会理事などを務める有識者“谷奥さん“に伺った、冬にエアコン暖房を使用しながら観葉植物を上手に育てるポイントを詳しくご紹介していきます!

観葉植物は冬が苦手。エアコン暖房は対策が必須!

エアコン
出典:shutterstock

谷奥さんによると、熱帯や亜熱帯地域である観葉植物にとって、寒くて乾燥する冬は厳しい環境なのだそう。

特にエアコン暖房の使用頻度が高まるこの時期は、乾燥による悪影響が出やすいため、正しく対策をする必要があります。

観葉植物のプロに聞いた!理想的な「室内環境づくり」のポイント

室温10℃以下はNG!成長させたいなら16℃以上をキープ

谷奥さんによると、観葉植物には「停滞期」と「成長期」があり、良い状態をキープするには室温管理がポイントとなるそう。

停滞期の中でも室温が10℃を下回ると葉が落ち、さらに0℃を下回ると枯れてしまうため、冷えがちな夜間もエアコン暖房を活用して10℃以下にならないように室温を維持することが大切です。

また、16℃以上になると観葉植物は成長期に入ります。冬の間も観葉植物を大きく育てたい場合には16℃を下回らないように室温をキープすると良いですよ。

湿度は50〜60%に!加湿器や霧吹きの利用も◎
観葉植物
出典:shutterstock

谷奥さんによると、観葉植物にとって適切な湿度は50〜60%なのだそう。

そのため、加湿器を活用して湿度を調整したり、霧吹きで葉に水をかけてあげたりして、葉が乾燥してしまうのを防ぐことが大切です。

温風が直接あたるのはNG!置く場所や風向きの調節を!

谷奥さんによると、観葉植物に温風が直接当たると葉が乾燥してしまうのだそう。

観葉植物の置く場所を変えたりエアコン暖房の風向きを変えたりなどして調節しましょう。

定期的な換気が必要!
観葉植物
出典:shutterstock

谷奥さんによると、室内の空気がよどんでいると病害虫が発生しやすくなるのだそう。

そのため、お部屋に24時間換気システムが設置されている場合でも、1日に1回は換気をして空気の入れ替えをすることが大切です。

24時間換気システムが設置されていない場合には、3〜5時間を目安に換気をすることがおすすめですよ。

プロに聞いた!観葉植物のお世話「4つのポイント」

観葉植物
出典:shutterstock
停滞期中に肥料を与えない

室温1〜15℃で停滞期に入っている観葉植物には、肥料を与える必要はありません

新芽が出ているかどうかを確認すると、停滞期か成長期かを判断できますよ。

暗い部屋でも本が読める明るさの光を当てる

観葉植物には十分な光量が必要になります。

そのため、暗い部屋でも本が読める程度の明るさである500ルクス以上の光が、1日に6〜8時間以上当たる場所に設置することがポイントです。

光の種類は、日光はもちろん、家の照明でも問題ありません。

水やりは鉢中心部の水分量を意識

観葉植物の水やりでは、目に見える上層部の土ではなく、中心部の水分量を確認することが必要です。

停滞期に水を上げすぎてしまうと根腐れを起こしてしまう可能性もありますので、市販の「水やりチェッカー」を使用して適切な水分量を確認するのがおすすめです。

窓際・部屋の角はNG!

温度変化が激しい窓際や空気がよどみやすい部屋の角は、観葉植物が弱りやすい場所です。

どうしても部屋の角にしか置けない場合には、サーキュレーターなどを活用して空気を循環させましょう。


さて、今回は、観葉植物の適温やエアコン使用時の注意点など、プロに聞いた上手に育てるポイントをご紹介しましたがいかがでしたか?

せっかくお家に迎え入れた観葉植物には、いつまでも元気でいてほしいですよね!

ぜひ今回ご紹介した内容を、観葉植物にとって適切な環境づくりの参考にしてくださいね♪

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