ディズニーランドのアトラクションで「危険な乗り方」が流行（米）

アメリカのディズニーランドの人気アトラクションで、ルールを無視した“危険な乗り方”が一部のゲストのあいだで流行していることを受けて、ディズニーが「指示に従わない場合は退園してもらう」と警告。（フロントロウ編集部）

ディズニーランドがTikTokでバズっているハックに“NO”

カリフォルニア州アナハイムのディズニーランドに隣接するカリフォルニア・アドベンチャーにある、映画『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』をテーマにしたフリーフォール型のアトラクション「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー − ミッション：ブレイクアウト！」に、シートベルトを外して乗車する“危険な乗り方”が一部のゲストのあいだで流行していることを受けて、ディズニー側がアトラクションの内部に新たな注意書きを追加した。

TikTokで複数のユーザーがこの乗り方を推奨しているが、「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー − ミッション：ブレイクアウト！」ではシートベルトを着用していても落下時に座席から体が少し浮くことがあり、シートベルトを外せば大きな怪我につながる可能性もある。

実際、これまでにゲストが安全ではない行動を取った事案が複数回あったことを、ディズニーランドの関係者は米Orange County Registerに認めており、こうした事態を受けて、ディズニーは「シートベルトをしっかりと締め、ウエストに密着させてください。指示に従わない場合は、退園していただくことがあります」という注意書きをアトラクション内部に追加した。

TikTokではディズニーランドに関するさまざまなハックが拡散されており、そのなかには有益なものもあれば、今回のようにルールを無視した危険なものも多くある。最近では、アトラクションに設けられた身長制限に引っかからないようにするために、子どもに厚底の靴を履かせるというハックを紹介した親に批判の声が集まるという出来事があった。（フロントロウ編集部）