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女優リリー・コリンズの5つのスキンケアルール

  • 2023.3.5
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『エミリー、パリへ行く』の主人公を演じるリリー・コリンズ。バリエーション豊かで個性的なファッションセンスが大きな注目を集めている一方で、凛々しい太眉にグリーンの瞳、透き通るような白いツヤ肌を持つモデルであり女優の彼女は、完璧なビューティー・アイコンとして君臨。

2013年にランコムの新ミューズに起用されてから、人々の記憶に鮮明に残るひと際きらめくレッドカーペットルックまで、リリーは今、美容業界で頭角を現す女優と言っても過言ではない。

リリーが演じるエミリーとリリーには似ている部分がある。のんびりとした雰囲気を持つフランス女性の美学は、リリー自身のスキンケアやメイクの哲学にも驚くほどに調和している。実際にリリーはフランス人ではなくイギリス人で、アメリカとイギリスの両方の国籍を持っている。夏には、ミュージシャンである父親のフィル・コリンズの母国でもあり、リリーが生まれ育った故郷のイギリスで夏を過ごしていたそう。

「“je ne sais quoi(なんとも言えない上質な魅力)”の雰囲気を醸し出すすっぴんメイクの好きなところは、フレッシュで透明感のある肌に仕上げられること」と、リリー。「肌に塗るものが少なければ少ないほど、その日1日はうまくいくわ。私の信念のひとつなの」

リリーのようにスキンケアやメイクを最小限にしたいと考えているのであれば、この記事を参考にして。これから紹介するスキンケアのヒントは、ゴールデングローブ賞に2度もノミネートされたリリー自身と、彼女のヘアメイクチームから直接得たアドバイスのみ。派手で高級なトリートメントやスキンケアコスメのことは忘れてしまおう。リリーは実の所、少しの贅沢品とトレンドを交えながらも、基本は自然派。リリーが大切にしているスキンケアの5つのルールについて、イギリス版ウィメンズヘルスからさっそくみていこう!

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日焼け止めだけは毎日欠かさない

カリフォルニア女子でありながら(ロサンゼルスで生まれ、1年のほとんどをカリフォルニアで暮らしている)、休日になんのプロテクションもなしに日光浴をしているリリーの姿を見かけることはまずない。肌が小麦色に変わることはあっても、アンチエイジングのカギは、毎日欠かさずに日焼け止めを塗ることだとよく理解している。「いつも、キールズの日焼け止めを使っている。無香料で、つけ心地がとても軽くてお気に入り」と、リリーは話している。

ドラッグストアの定番コスメも愛用

ランコムの顔であるリリーは、確かにランコムのスキンケア製品やコスメを愛用している。だけど、つま先から頭のてっぺんまでの保湿に関しては、低予算の美容アイテムも同じくらいにこよなく愛用しているのだそう。リップバームに関しても3.99ポンド(約642円)のものをを愛用。「このリップバームの保湿力は本当に素晴らしいわ。私が使っているのは、ペパーミント。塗り心地もピリッとして気に入っている」と話している。「これを1日中こまめに塗り続けているわ」

ボディケアに関しても、高価なボディケア用品を使っているわけではないよう。「肌の乾燥を感じたときは、ココナッツオイルを液体にして体に塗っているわ。ココナッツオイルは、ホールフーズで購入しているの」と語っている。

メイクを落とさずに寝ることはない

すっぴんメイクにせよ、華やかで派手なメイクにせよ、1日の終わりには必ず顔を洗ってメイクをきれいに洗い落としている。これだけは欠かさずに続けているようで、この徹底ぶりが彼女の透き通るうるツヤ肌を維持しているのかもしれない。「夜は必ずメイクを落とすこと。これだけは怠れない」と語った。「1日のマスト事項よ。肌にメイクを塗ったままベッドに入ることは、絶対にできない」

とはいえ、リリーのナイトルーティンはかなりシンプル。就寝時のヒーローアイテムについて同インタビューで聞かれたリリーは、「夜のお手入れにはランコムのイドラゼン・アンチストレス・モイスチャライジングクリームを愛用している。そこまでこっくりとした重めのクリームではないけれど、本当にしっとりしていて気に入っているわ」と語った。

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リリーのシグネチャーでもある太眉の作り方は驚くほどシンプル

オードリー・ヘプバーンを彷彿とさせる彼女の凛々しい眉毛には、なにか隠されたテクニックがあるはず! そんなふうに思うかもしれないけれど、リリーの眉毛は生まれ持ったもの。彼女のメイクアップアーティスト、フィオーナ・スタイルズによると、大がかりな雑誌の撮影があるときでさえも、リリーは眉毛をほとんど触らないという。「眉ブラシでブラッシングしたあとに、眉ポマードやジェルを使ってセットをすることが多いです」と、スタイルズ。「たまにちょこっと手を加えることもありますが、彼女は本当に、生まれながらにして素晴らしい眉毛をしています」

ある雑誌のインタビューでは、リリーも同じようなことを話している。眉ブラシで眉毛をブラッシングしたあとに、眉骨に少量のハイライトをのせて仕上げているとか。以前は、アーチ眉に整えていたこともあるとはいえ、ここにも巧妙なトリックはなく、ただ生まれつきチャーミングで凛々しい眉毛をしているだけみたい。

ディテールに富んだヘアスタイルに大胆に挑戦する

2013年のメットガラで初めてリリーのヘアスタイルを担当したヘアスタイリストのグレゴリー・ラッセルによると、ヘアスタイルはクライアントがもっとも大胆にリスクをとるのを好む箇所の一つなのだとか。「リリーは私たちのヴィジョンやインスピレーションに寛大でオープンで、かなり協力的なんです」と、ラッセルは話している。「これ以上彼女になにを求められますか? 彼女は美しいだけでなく、新しいことにチャレンジする気概がある。私にとって彼女はまさに女神です」

インパクトの強いトップノットヘアから、ゆるめのウェーブヘアまで、同じヘアスタイルで登場することは一度もないというリリー。新しいヘアスタイルに対する挑戦の意欲が、さらに彼女のルックスに磨きをかけているよう。

※この記事は当初、アメリカ版ウィメンズヘルスに掲載されました。

※この記事は、イギリス版ウィメンズヘルスから翻訳されました。

Text: DANIELLE BLUNDELL Translation : Yukie Kawabata

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