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「道玄坂通 dogenzaka-dori」9月開業!100年に1度の再開発が進む渋谷に新たに誕生する複合商業施設

  • 2023.3.5
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100年に1度ともいわれる再開発が進む渋谷。2023年9月開業予定である「渋谷区道玄坂二丁目開発計画」における施設名称が「道玄坂通 dogenzaka-dori」に決定しました。一体どのような施設になるのか気になる方も多いでしょう。本記事では、不動産ライターの逆瀬川勇造さんが、新たにオープンする施設詳細についてご紹介します。

100年に1度ともいわれる渋谷駅周辺の再開発によって、続々と新施設がオープンしている渋谷。

渋谷文化村通りで開発が進められている「渋谷区道玄坂二丁目開発計画」の施設名称が「道玄坂通dogenzaka-dori」に決定しました。

「渋谷百軒店」に代表される路地裏の魅力を色濃く残し、ミックスカルチャーの結節点ともいえる道玄坂二丁目に新たに誕生する「道玄坂通」とは、どのような施設なのでしょうか?

本記事では、新たな渋谷のライフスタイル拠点となるであろう「道玄坂通 dogenzaka-dori」についてご紹介します。

夜の渋谷スクランブル交差点(画像:photoAC)

2023年9月オープン予定!新たに誕生する大型複合施設「道玄坂通 dogenzaka-dori」とは?

「ドン・キホーテ」などを展開するパン・パシフィック・インターナショナルホールディングス(旧ドンキホーテホールディングス)が開発を進めている「道玄坂通 dogennzaka-dori」。

再開発が進む渋谷において開発が進んでいる本施設ですが、オープン予定である2023年9月まであと半年近くとなり、どのような施設になるか気になるところでしょう。

ここからは、新たにオープンする「道玄坂通 dogenzaka-dori」がどのような施設になるかについて紹介していきますので、それぞれ見ていきましょう。

●ホテル、オフィス、商業施設による大型複合施設

2023年9月にオープン予定である「道玄坂通 dogenzaka-dori」は、高さ114.8m、延べ床面積41,876.6㎡(12,667坪)の大型複合施設となる予定です。

商業施設部分は1階~2階となり、約20店舗が出店予定となっています。現時点で出店するテナントについては発表されていませんが、一体どのようなテナントが出店するのか楽しみですね。

オフィスフロアは2~10階を予定しており、1フロア面積約1,740㎡、総面積約13,770㎡と広く、3階には国際的なビジネスシーンを想定したオフィスロビーが設置予定。最新鋭のデザインオフィスとして、渋谷の街に調和するオフィスになるようです。

11階~28階にはホテルもオープンし、ホテル・オフィス・店舗といった三つの要素で構成される大型複合施設となります。

道玄坂小路周辺。路地裏の魅力たっぷり(画像:photoAC)

コンセプトは「道玄坂に道(みち)を拓く。上質な日常と刺激的な日常が交差する」。出入口は文化村通りに2つ、道玄坂小路に2つ設けられており、まるで道のように施設内の通り抜けが可能。施設内だけでなく、周辺施設も回遊できる設計になっています。

複合施設でありながら周辺施設への回遊性につながるような施設を目指す、まさに「“通(みち)”を切り開く」という想いが具現化した施設といえるでしょう。

●国内4軒目となる「ホテルインディゴ東京渋谷」ブランドホテルがオープン

上層階には全272室からなる「ホテルインディゴ東京渋谷」がオープン予定。国内では4軒目となる「ホテルインディゴ」ブランドのホテルであり、屋外テラスのある「ネイバーフッド カフェ&バー(仮)」やフィットネスジムなどの施設も予定されています。

晴れた日には富士山や東京スカイツリーなどが見える客室(イメージ画像:IHGホテルズ&リゾーツ/IHG・ANA・ホテルズグループジャパンリリースより)
●「ホテルインディゴ」ブランドとは?

ホテルインディゴは、開業予定も含めて世界各国で254ものホテルを展開。その土地の個性や歴史、カルチャーをホテルのデザインやアート、サービスに取り入れており、ホテル体験を通じてその土地にある「ネイバーフッドストーリー」を提供する、ライフスタイル・ブティックホテルブランドです。

つまりただ宿泊するだけではなく、ホテルステイ自体を楽しめるのがライフスタイル・ブティックホテルの特徴。

今回オープン予定である「ホテルインディゴ東京渋谷」でも、渋谷の街ならではのホテルステイが楽しめることでしょう。

SHIBUYA109の右手から文化村通りを直進して約5分とアクセス抜群(画像:photoAC)

道玄坂通のオープンによって渋谷はどう変わる?

100年に1度の再開発によって、すでに多くの施設が稼働している渋谷。

渋谷駅から文化村通りを上って約5分、MEGAドン・キホーテ渋谷本店の向かいに位置する「道玄坂通 dogenzaka-dori」は、まさに渋谷を回遊する“通(みち)“として、渋谷を訪れる人たちにとって親しみやすい施設になることが予想されます。

また、今後も渋谷周辺では、2023年11月30日に「Shibuya Sakura Stage(渋谷サクラステージ)」、2024年度に「渋谷二丁目17地区」が竣工予定であり、2027年までさまざまな開発が続きます。

「道玄坂通 dogenzaka-dori」のオープンにより、これまで以上にプライベートやビジネス、観光などさまざまな目的で渋谷に訪れる人たちも増加すると予想され、これまで以上に活気あふれる街になるのではないでしょうか?

朝から開いているカフェや、カルチャー系ショップに個性的なバーなど、朝から晩まで楽しめるスポットが豊富な渋谷。駅チカのライフスタイルホテルに期待大!(画像:photoAC)

開発が続く渋谷の街。「道玄坂通 dogenzaka-dori」を起点に巡ってみよう!

本記事では、2023年9月にオープン予定である「道玄坂通 dogenzaka-dori」についてご紹介しました。

大通りに面し、アクセスに優れる同施設。3階のホテルエントランスでは、コーヒーショップでワッフルが、バーではシグネチャーカクテルが楽しめます。渋谷を巡る起点となる施設として、さまざまな人々に親しまれる施設になりそうですね。

開業まであと半年程度かかりますが、オープンの際には最新スポットの集まる渋谷の街を楽しんでみてはいかがでしょうか?

道玄坂通 dogenzaka-dori(2023年9月開業)所在地:東京都渋谷区道玄坂2-1-6外アクセス:JR、東京メトロ銀座線・半蔵門線・副都心線、京王井の頭線、東急東横線・田園都市線「渋谷」駅より徒歩5分

逆瀬川勇造

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