1. トップ
  2. 恋愛
  3. 「絶対に別れない」恐怖!別れを告げた途端…彼が豹変して!?

「絶対に別れない」恐怖!別れを告げた途端…彼が豹変して!?

  • 2023.3.5

社会人になって初めて彼氏ができた私は、夫と結婚するまでに2人の男性と交際しました。人生で2番目に付き合った彼はとは苦い思い出があります。今回はそんな彼とのエピソードについてお話しします。

リア充彼にときめいていたけれど…

初めてできた彼氏と別れたあとに出会った彼はバツイチで、自分の実家で幼い子ども2人と暮らしていました。営業マンだったこともあり社交的で、上司にも愛される明るく人懐っこい性格が当時の私にはまぶしく見えていたのです。

交友関係も華やかな彼と付き合い始めた私。彼は、さまざまな場所に私を連れていっては自分の彼女だと紹介してくれました。最初は今まで経験したことがない感覚に舞い上がっていましたが、だんだんと彼と価値観の違いを感じるようになったのです。

というのも、実は私は人見知り。顔の広い彼が、厚意からさまざまな人を紹介してくれることは、私には負担だったのです。デートに気乗りしなくなると、私の異変に気づいたのか彼は2人で過ごす時間を優先してくれるようになりました。しかし、いざ2人で過ごしてみると会話が盛り上がらず、寂しい気持ちになったのです。

バツイチ子持ちだから?彼との結婚に大反対

当時、私は22歳。私自身は、彼がバツイチ子持ちであっても問題ないと思っていましたが、親に付き合っていることを伝えると猛反対されてしまったのです。それから私は親とギクシャクしてしまい、彼とのデートの日は見つからないように家を出る日々。彼と性格が合わないことを感じていながらも、結婚に憧れていた私は「いつか彼と結婚したい」と思っていたのです。

彼との交際期間が1年ほど経っても、私の親は依然として猛反対。顔を合わせれば「今すぐに別れろ」と言われ、彼と私が同じ職場だったこともあり「会社を辞めろ」とまで言われてしまいました。

家族全員から責められ疲れた私は、彼と別れることを視野に入れ、ついに退職することにしたのです。

なかなか別れられずに…

彼は、私が親に交際を猛反対されていることを知っていましたが、結婚する気満々です。はじめは私もうれしくて「親から反対されている」というハードルがさらに燃え上がらせる部分もありました。しかし、彼と性格が正反対であること、家族から責められすぎて心が疲弊していたこともあり、「一緒にいてもどうせ結婚できないのに……」と次第に虚しさや将来への不安のほうが大きくなっていったのです。

退職後もなかなか別れられず、ずるずると彼とデートを重ねていましたが、このまま無情に時だけが過ぎていくことが怖くなり、彼とキッパリと別れることを決めました。けれども、彼は思った以上に粘着質でどんなに別れたいとお願いしても、話を聞こうともしません。だんだんと怖くなった私はある決心をしました。

執着し続ける彼から逃げるために

彼になにを言っても通じないと確信した私は、彼と物理的に距離を取るためにずっと憧れていた東京へ拠点を移すことに決めました。なかば逃げるようにして東京へ向かった私。彼からは「最後にするからもう一度会いたい」と何度も連絡がきていたのですが、一度会えばまたずるずると関係が続きそうだったので、電話で「もう会わない」とはっきりと伝えました。それから彼に会うことはありませんでしたが、彼から最後に「自宅の前で待っている」とメッセージがきて恐怖したのを覚えています。

紆余曲折あった、人生で2番目の彼との交際。付き合い始めたころは、自分にはない魅力を持つ彼にときめいていましたが、あまりにも性格が正反対すぎて関係にズレが生じていきました。彼と過ごした期間の後半は、お世辞にも楽しい時間とは言い難いですが、私の優柔不断さも原因だったなと感じています。どんなときも冷静に状況を判断する目を持っていなくては、と反省した交際でもありました。

著者/鶴田美香
イラスト/おみき

ムーンカレンダー編集室では、女性の体を知って、毎月をもっとラクに快適に、女性の一生をサポートする記事を配信しています。すべての女性の毎日がもっとラクに楽しくなりますように!

ベビーカレンダー編集部/ムーンカレンダー編集室

元記事で読む
の記事をもっとみる