田舎の八百屋に嫁いだユメさんは、夫・ダイと義母の言動にずっと我慢していましたが、あるとき自分の人生を生きようと決意。そんなとき、ユメさんの書いたチラシがテレビ局のスタッフの目に留まります。ユメさんはテレビ局の男性スタッフ・コースケと話すうちに、次第に「似顔絵を描きたい」という気持ちが芽生え始めました。こうして、ユメさんは八百屋の店先で似顔絵を描く仕事をスタートさせたのです。似顔絵と八百屋の仕事との両立で一時期体調を崩してしまったユメさんでしたが、なんとか体調も回復し、仕事にも復帰。軌道に乗り始めた似顔絵の仕事にも意欲的に取り掛かります。しかしそんな頑張り屋のユメさんに隠れて、ダイはフクフク料亭の女将・フク美との浮気を続けていました。そして、その現場を偶然にもコースケが目撃していたのです!
ダイが不倫している事実を知る由もないユメさん。そんな彼女にコースケから電話がかかってきました……。
「ダイのことどう思ってる? 」唐突な質問に対しユメさんは……
コースケはユメさんの体調を気にかける言葉とともに、仕事の電話をかけてきた様子。そこで突然ダイへの思いを聞いてきました。
口ごもるユメさんに「ゴメン何でもねぇ、じゃまた連絡するから!!」といってコースケの電話は切れました。
「私、ダイのことどう思ってるの……? 」
ダイに対する思いをうまく口にできなかったことで、ユメさんは自分の気持ちを見つめ直し始めたのでした。
結婚して家族になると、付き合っていたときとはまた違う感情が生まれてきますよね。「恋人」として見るか「家族」として見るかでは、抱く気持ちにも違いが出てくるのではないかと思います。
果たして、ユメさんがダイに対して今抱いている気持ちは「何」なのでしょうか……。
みなさんは、自分の抱いている感情がわからなくなってしまったとき、どんな方法で確かめますか?
著者:マンガ家・イラストレーター イルカ
息子・ウミ君のママで、ブログにて育児マンガや体験談マンガを連載中!
ベビーカレンダー編集部