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【サク読みレビュー】富裕層の“思考力の限界”をコメディで描く『逆転のトライアングル』

  • 2023.3.3

富裕層と貧困層の格差を作りだすものは何なのか。痛烈な社会批判なのに、映画館が笑い声で包まれたほどのコメディ『逆転のトライアングル』が、凄い…!(フロントロウ編集部)

これぞブラックコメディ『逆転のトライアングル』

画像: これぞブラックコメディ『逆転のトライアングル』

武器商人からトップモデルまで、世界レベルの富裕層が集まる豪華客船が転覆。辿りついた無人島で能力を発揮したのは、船の清掃員だった。ヒエラルキーの変化を目の前に、あなたは“どこまで考えられるか”?

パート1、2、3に分かれており、無人島が舞台になるのはじつはパート3だけという本作。しかしそれまでもかなり面白く、筆者が鑑賞した時には、日本の映画館で館内が笑い声に包まれるほど、みんなが笑いをこらえられなかったシーンも!

テンポが独特で、英語圏の監督ではないと感じる作品は、『フレンチアルプスで起きたこと』のリューベン・オストルンド監督によるものだと知って納得。そして、「富裕層の思考力の限界」を観客に突きつけたエンディングは秀逸だ。

(フロントロウ編集部)

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