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マレーシアの乗り換え便に間に合わなかった日本人男性→“想定外の体験”に「ラッキー」

  • 2023.5.17
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画像:H_Ko / Shutterstock

こんにちは。ライターのけんちょです。

これまでに25の国と地域へ渡航経験のある旅好きの筆者ですが、海外旅行の回数が増えると、その分驚きの体験に出くわす回数も増えるもの。

今回はそんな海外旅行で遭遇したエピソードの1つ、マレーシア行きの飛行機に乗ったはずが、到着したのがオーストラリアだった話についてご紹介したいと思います。

ニュージーランド旅行を終え、日本へ帰国する予定だった

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画像:Dabarti CGI / Shutterstock

ことの発端はニュージーランドへ旅行した際、マレーシア経由で日本へ帰国しようとしていた時のことです。オークランドからクアラルンプール行きのフライトに搭乗し、順調に離陸したのを確認した後、機内でうとうとしながら1時間ほどが経った頃、突然「オーストラリアの空港に一時着陸する」とのアナウンスが流れてきたのです。

続報を待っていると、どうやらその理由は燃料不足。オーストラリアの空港に一度着陸し、燃料を補給してからクアラルンプールへと向かうことになったのです。フライトの途中で経由の空港に立ち寄るなんて、数十回と国際線に乗った経験のある筆者にとってもはじめての出来事でした。

結局、燃料補給のために立ち寄ったオーストラリアの空港での滞在時間は、着陸しておよそ1時間ほど。その間、飛行機の外に出ることはできず、機内では乗客たちがそわそわとしている雰囲気が印象的でした。

乗換便に間に合わなかったクアラルンプール

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画像:Jaromir Chalabala / Shutterstock

そして、オーストラリアで思わぬ途中経由が発生したことで、クアラルンプールで乗り継ぎを予定していた日本行きのフライトに間に合わないというまさかの事態に…。

周りを見渡すと同じように乗継便に間に合わないという乗客が多数おり、筆者もどうしたものか内心焦っていると、航空会社から予定していた便の航空券で別の便に搭乗できる旨の案内があったのです。

さらに詳しく話を聞いてみると、代わりのフライトの出発時間はちょうど24時間後になるとのこと。どうにかもう少し早いフライトに搭乗できないか、と相談してみたものの、搭乗予定だった航空会社の当該区間の便数はそもそも1日1本しか飛んでおらず、どうしても1日後の便にしか案内ができないというわけだったのです。こうしてオーストラリアでの思いもよらぬ途中経由によって、マレーシアで想定外の1泊をすることになったのです。

マレーシアでの1泊はホテル、食事が全て無料だった

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画像:Anna Klepatckaya / Shutterstock

一方で乗継便に間に合わなかったことは悪いことばかりではありませんでした。

今回はフライトの遅延を起因とする乗換遅れだったため、振替便の搭乗に追加料金がかからなかったことはもちろんのこと、翌日のフライトまで滞在するホテルの宿泊から、ホテルで提供される食事に至るまで、そのすべてが航空会社負担。

しかも翌日にはフライトに間に合うよう、指定された時間にロビーに送迎車が迎えに来てくれるため、それまでの間は観光するもよし、ホテルでゆっくりするもよしと、その過ごし方は自由。実は当時、筆者にとって初めてのマレーシアだったため、思いもよらぬマレーシアでの1泊は少しラッキーな出来事でした。

思いもよらぬロングフライトも今では思い出深い海外エピソードに

マレーシア行きのフライトに搭乗したはずが到着したのはまさかのオーストラリア。やっと到着したマレーシアでは日本へ帰る乗換便に間に合わず、結果マレーシアに1泊することになるなど、ニュージーランドで飛行機に搭乗した時には想像すらしていなかった長い帰路になりました。

こうしたトラブルは長距離を移動する海外旅行ならではの出来事で、今では思い出深い海外で遭遇した驚きのエピソードの1つです。今回筆者が遭遇したケースはごく稀な出来事ですが、海外旅行へ訪れる際には前後のスケジュールに少し余裕を持っていると安心かもしれませんね!

 

※記事内の情報は筆者訪問時および記事執筆時点の情報です。



ライター:けんちょ(Instagram / Webサイト
会社員/フォトグラファー。学生時代に友人に誘われたことがきっかけで、初海外でアメリカ横断へ。 これまでに見たことのない景色や、全く違う文化や価値観に衝撃を受け、気がつけば旅にどハマり。訪問国数25カ国ほど。訪れた魅力的なスポットはInstagramで発信中。 現在は都内IT企業に勤務しつつ、毎週のように大好きなサウナに訪れ、お財布と海外旅行欲を充電しています。

※記事内の画像はイメージです。