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「電気代の高い県庁所在地」ランキング!3位金沢市、2位福井市を抑えた1位は?

  • 2023.4.24
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昨今値上がりが続く電気代は、頭の痛い問題ですよね。節電を心がけている方も多いのではないでしょうか。

さて、今回はそんな電気代に注目!総務省統計局の家計調査(2020年~2022年平均)をもとに、電気代の1世帯あたりの年間支出金額が多い都道府県庁所在市及び政令指定都市(※)をランキング形式でご紹介します。

※都道府県庁所在市以外の政令指定都市(川崎市、相模原市、浜松市、堺市及び北九州市)

【第3位】金沢市:年間平均17万3,894円

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3位にランクインしたのは石川県金沢市。全国平均134,664円とは既に40,000円近くの差がついており、1位2位の支出金額がますます気になってきた方もいらっしゃるかもしれません。

さて、電気代節約に役立つものの1つに「断熱窓」があります。窓の外の温度に左右されにくくなるため、冷暖房などの効率が良くなる効果があるんです。

金沢市ではそんな「断熱窓」設置に補助金を交付しているそう。一時的な補助ではなく、その後何年も助けになる「断熱窓」が設置できるのはありがたいですね!

【第2位】福井市:年間平均18万3,735円

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2位にランクインしたのは福井県福井市。

福井市公式HPによると、家が大きく、部屋数が多いため、その分照明やエアコン等の家電が大型化してしまい、北陸地方では電気消費量が多くなるそう。

それを踏まえると、1位の予想ができるのではないでしょうか。そう、1位も北陸地方なんです。いったいどこが1位なのか予想してみてください!

【第1位】富山市:年間平均18万4,800円

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1位は富山県富山市でした。予想は当たっていましたか?

同県では県内で18歳未満の子ども3人以上が同居する世帯を対象に、電気料金負担を軽減する「とやまっ子すくすく電気」という事業が行われました。

子ども4人以上の世帯で最大21,600円の支援があったとのこと。自治体からの支援は心強いですね!

4位以下はこちら!

3位以降には4位:山形県山形市、5位:島根県松江市、6位:青森県青森市と続きます。冬の寒さが厳しく、暖房代がかさむと思われる山形市や青森市が上位なことには、納得できるかと思います。

小さなことから工夫して、節電に取り組みたいですね。

参考資料:総務省統計局「家計調査結果」、金沢市公式HP「創エネ・省エネ・蓄エネ設備設置費補助」、YKK AP公式HP「暮らしを快適にする“断熱窓”」、福井市公式HP「統計スポット情報― 福井の電気事情 ― 」、富山県公式HP『企業局子育て支援事業「とやまっ子すくすく電気」のお知らせ』