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「どうしたの?」ヤバッ!義母に見られたら絶対まずいものが見つかってしまい!?

  • 2023.3.3

私は生理になると経血漏れを起こすことがあり、これまで数々の失敗をしてきました。過去最大の失敗は、結婚して2年目の夏に夫の実家に帰省したときのこと。十数年経っても忘れられない苦い思い出です。

なぜこのタイミングで!? 帰省と生理が重なり…

結婚して2年目の夏、初めて夫の実家へ帰省することになりました。義両親に会うのは結婚式以来だったので、帰省の1週間前からずっと緊張していた私。過度な緊張の理由は、義母の存在が大きかったです。

義母は喋るのが早くサバサバとした雰囲気で、結婚前の両家顔合わせのときから「私とは合わないかも」と感じていました。その強い緊張感がホルモンバランスを乱れさせたのか、なんと予定より10日も早く生理になってしまったのです! 帰省に生理が絶対に重ならないように予定を立てていたので、すごくショックでした。もともと乗り気でなかった帰省が、さらにおっくうなものになってしまいました。

真っ白なシーツ…絶対に汚してはいけない!

そして当日、車で3時間かけて義実家に到着。思いのほか義母はにこやかに出迎えてくれましたが、早口の喋りにはやはりついていけません。しばらくすると、義父も義母も夫にばかり話しかけるように。義実家の居心地はあまりよくありませんでしたが、私は生理痛で体調が悪かったので、あまり話しかけられずむしろ助かりました。とにかくトイレやお風呂場を汚してはいけないと、全神経を集中させながら過ごした1日でした。

お風呂から上がり、寝室で夫と2人だけの空間になってようやくひと安心。とはいえ、まだまだ気は抜けません。部屋に用意されていたシワ1つない真っ白なシーツを見て、「絶対に汚してはいけない」と再び緊張感が走ります。寝つきが良くない私は、案の定、布団に入ってからもなかなか眠れず……。「よりによって、1番経血量が多い生理2日目に夫の実家にお泊りすることになるとは」と自分の運命を呪いながら、明け方近くになってようやく眠りにつくことができました。

起きた瞬間にヒンヤリ…最悪な事態になった朝

夫がテレビをつけたタイミングで目覚めた私。その瞬間、おしりのあたりにヒヤッと冷たい感覚があり、すぐに飛び起きてシーツを確認してみると……真っ白なシーツに赤いシミができていたのです! 握りこぶし程度の大きさのシミですが、明らかに血とわかる鮮やかな赤色……。すぐに夫に報告すると「しょうがないんじゃない?」と頼りにならない答えが返ってきました。帰るまでにはなんとかしなければと思い、私はシーツを持って急いで洗面所へ。

予想していましたが、経血汚れは簡単には落ちません。洗剤で洗っても、くっきりと茶色のシミが残っています。漂白剤を使いたかったのですが、義実家のどこに収納されているかわからず……。よその家の洗面所を漁るのも良くないと思い、しばらく困り果ててしまいました。

義母に見つかってしまった!

すると、洗面所のドアが開いて「どうしたの?」と急に姿を現した義母。声をかけられてビクッと驚いてしまいましたが、もう隠しようがありません。「すみません。生理でシーツを汚してしまって」と答えると、「あとで洗うよ。そのままにしておいて」と言ってくれました。

申し訳なくて、何度も自分が洗うと申し出ましたが、義母は「大丈夫よ」と言うだけです。あまりしつこいのも良くないと思い、ここは義母の言葉に甘えることにしました。その後の義母の私に対する接し方は、良くも悪くも変わりませんでした。ただ、少しだけやさしくなったように感じます。申し訳なくも義母に対して苦手意識のあった私ですが、このときの経血トラブルでサラッと対応してくれた義母には、とても感謝しています。

経血でシーツまで汚したのは学生のとき以来です。よりによって夫の実家で失敗するとは最悪でした。ただあの苦い出来事がきっかけで、生理のときはより一層、経血漏れに気を配るようになったと思います。特に私にとって手放せないアイテムとなったのが防水シーツです。寝るときにシーツの上に防水シートを敷いておくことで、万が一のときもシーツまで経血が染み出さないよう受け止めてくれ、経血量が多いときも安心して熟睡できるようになりました。

著者/坂下美紀
作画/おみき
監修/助産師 松田玲子

ムーンカレンダー編集室では、女性の体を知って、毎月をもっとラクに快適に、女性の一生をサポートする記事を配信しています。すべての女性の毎日がもっとラクに楽しくなりますように!


著者・イラスト制作者:マンガ家・イラストレーター おみき

旦那と娘(2020年産まれの女の子)の3人暮らし。夫婦のこと育児のことをコミックエッセイにしてインスタグラムで発信中。高齢出産&初めての育児に奮闘中です。

ベビーカレンダー編集部/ムーンカレンダー編集室

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